Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #6 Veldegem U19
Veldegem 5.4kmX18Laps 96.8km AVS40.46k/h
1 DESAL Cériel BEL
CYCLING TEAM LUC WALLAYS - JONGE RENNERS ROESELARE JUNIOR
2 VAN EECKHOUT Len BEL
ACROG - BALEN BC JUNIOR
3 LUYSSEN Greg BEL
CT SPIDER KING-EFC-L&R-TREK
18 Onodera Kei
31 Takagi Hideyuki
61 Torikura Hisyou
DNF Yamagishi Daichi
4周目に小野寺がアタック。独走を決めるがスグに1名が反応し2名でのアタックが決まった。2名は約4周以上(20km以上)を走り後続から追い上げた2名と合流。レースが半分を過ぎた所で4名の逃げが決まった。
さらに後続から山岸を含めた5名が集団を抜け出し、先頭集団と合流。9名の逃げができるが山岸がすぐに遅れてしまう。
8名となった先頭グループはペースが乱れラスト2周になるとアタックが行われ、5名が最後まで逃げ切った。小野寺は後続から追い上げた約15名の集団に吸収され18位だった。
山岸は先頭集団と合流したもののすぐに遅れてしまい、その後メイン集団に吸収されるがそこからも遅れリタイヤとなった。
高木はこれまで「アタック」は出来たが集団から「抜け出す」動きはできていなかったのだが、レース後半に約10名で集団からの抜け出しに成功した。
Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #5 @Bazel Kruibeke U19
Bazel Kruibeke 78km 98riders@start 72riders finish AVS43.17k/h
1 DE JONG Timo NED
ACROG - BALEN BC JUNIOR
2 FONTAINE Emerson BEL
SPRINT 2000 CHARLEROI ASBL JUNIOR
3 FIVÉ Trystan BEL
ACROG - BALEN BC
10 Onodera Kei
36 Takagi Hideyuki
38 Yamagishi Daichi
40 Torikura Hisyou
序盤からアタックが繰り返され小野寺も積極的な走りを見せたが逃げは決まる事は無くラスト20kmを迎えた。鳥倉が単独で集団から抜け出すとDE JONG Timo が追走し2名でのアタックが決まった。
ラスト10kmで鳥倉は千切れてしまい、De Jongは単独のままフィニッシュまで逃げ切った。
2位以降はゴールスプリントとなった。ラスト1kmで高木が単独でアタックするがラスト300mで集団に捕まった。
鳥倉のアタック~DeJongの追走のアタックシーン、高木のラスト800mでのアタックなど・・・映像でお楽しみ下さい!
MOORSELE KOERSE Elite+U23
MOORSELE KOERSE
4.8kmX23laps 79riders@start 21riders finish
1 DEWEER Jochen DOVY KEUKENS - FCC ELITE
2 MAES Jo ATOM 6 - ALNO KEUKENS WAKKEN CT ELITE
3 WILLEMS Mario KINGSNORTH INTERNATIONAL WHEELERS ELITE
17th Omachi Kento アスピーテウェット 前後7.5bar
DNF Hanada Kiyomasa
DNF Narumi Soh チューブレス RBCC 25c 前後7bar
DNF Shimizu Ohko
コースはフラット。道が狭くコーナーが多い。
一箇所横風の影響を受けそうな畑の中の1本道があるが、
レース当日はほとんど風の影響は受けなかった。
スタート前に雨が降っていたので路面はウェットだったがレース中にドライとなった。
大町はクリンチャータイヤのASPITE Wetを7.5気圧にセット。普段よりも高めのセッティングであったが、コンディションがよく「狙っていた」のと「この後、路面はドライになる」と言う天気予報を基にした予測で、空気圧をセットした。
1周目からJo Maes+1名のアタックがあり、2名が集団を抜け出す。後続は約15秒前後と射程距離範囲にも見えたが、ウェットな路面、テクニカルで道幅の狭いコースは中々集団のペースも思うように上げられない。3周目にはメイン集団から4名が追撃。先頭の2名と合流し6名がエスケープグループを形成した。
メイン集団でも常に高速な展開がつづいたが、約45分過ぎにメイン集団が分断され、集団前方にいた約20名が抜け出した。
ここには前半から積極的に前で展開していた大町が残ったが、この抜け出した動きに関しては「気付いたら決まっていた」と言うように文字通り分断されて決まった。
追撃の約20名は先頭の6名とのギャップを詰めていくが「あと10秒」が詰まらず、20名の中でもアタックが行われるようになり追撃集団も3つに分断される。大町は最後尾集団に取り残され、17位でフィニッシュした。
先頭の6名の中でもアタックがあり2名が先行。そのまま逃げ切り2名のスプリントをDEWEER Jochenが制した。
レース前半ウェットの中コーナーを集団でクリアする鳴海。体重60kgと軽量の鳴海はチューブレスRBCC 25cを7気圧で走ったが、ウェットでも全く不安は無かったそうだ。
後続の集団でも積極的に走った大町だったが利用される事が多かったように思う。
しかし、今は効率よい走りを目指すよりも積極的に出し切る走りを今後も期待したい。
優勝したDEWEER Jochenは現在26歳。U23の時はコンチネンタルチームに所属していた。
Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #4 WESTERLO VOORTKAPEL U19
Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #4 WESTERLO VOORTKAPEL U19
5kmX18laps 86riders @ Start
45th Takagi
51st Torikura
54th Yamagishi
コースは平坦で、コーナーがいくつかありテクニカルなコースだった。天気予報では雨の確立が低かったが、鳥倉は空気圧6.5気圧を指定してくる。体重60kgと軽量ではあるが、あらゆる天候でもグリップ性能の高いIRC アスピーテ ウェットを常用タイヤとしているので7.5気圧に設定した。
スタート直後からアタックがあるが、すぐに吸収される。吸収したタイミングで鳥倉がアタック。しばらく泳がされる形になり独走となるが、3名が追いつき4名で先行する。後続の集団でもアタックが繰り返され、その中から3名が抜け出し、20分後には先頭の4名と合流7名となる。
さらにスタート後30分には5名が先頭の7名と合流。12名の先頭グループが完成した。
しかし、ここで鳥倉が先頭集団から千切れてしまう。
11名となった先頭集団にはメイン集団から追撃した4名が追い付き、15名となる。この15名が最後まで逃げ切った。
鳥倉は千切れてしまったことは残念だが、「勝ち逃げ」を自ら動き作る事ができたのは素晴らしかった!
中々上手く行かない事の方が多いと思うが、失敗を恐れずに積極的に動いて欲しい。
後続のメイン集団では少人数でのアタックが繰り返され、集団を形成し15名前後の集団が4つに分断された。日本人選手3名は集団から抜け出すことが出来ずに最後尾集団となり、ラスト3周で降ろされてしまった。
「千切れるかもしれない」と思うとアタックするには勇気が要るかも知れないが、「千切れなくても」アタックできずに後続の集団に取り残されれば「千切れた事と結果は同じ」である。
残り2レース、失敗を恐れずに悔いの無いレースを期待しています!
1周目に自らアタックしエスケープに成功した鳥倉。
先頭集団は人数を増やしながら後続との差を開いていった。
調子があがりつつある山岸。自信を持って積極的なレースを期待!
後続集団でも延々と抜け出しを計る選手でペースは落ちなかった。高木も抜け出しを計り、反応していたが40名以上が抜け出していることに気付いていなかった。
FLOBECQ MEMORIAL NOEL CAMBIER
FLOBECQ MEMORIAL NOEL CAMBIER
1周で高低差約135mのコースを11周。
1周目から5名が抜け出し、レースの前半を逃げ続ける。
大町もこの動きに反応は出来たのだが、登りで遅れてしまった。
細かいアタックが繰り返され、それが約20名の追撃集団となるが、そこにユーラシアのメンバーが加わる事は出来なかった。
先頭集団は20数名となり、レース後半には3名が抜け出した。3名のうちの2名は1周目から逃げていたコンチネンタルチームに所属する選手であらためて実力の違いを見せ付けられた。
後続に残されたユーラシアメンバーは残り1周でおろされ、全員がリタイヤとなった。
結果は散々だったが来週末にフランスで行われるエリートナショナルのレースまでにはコンディションを調整できる手応えは感じることができました。
出直してきます!
後続の集団に取り残されてしまったが、レース後半集団からの抜け出しを計る清水。最後まで全力で走り切る事は次へのステップに繋がるはずだ。
Cycling Academy #3 Sint Maria Lierde U19
69riders@Start AVS39.44k/m
1 VAN DER TUUK Danny (NED)
14 Takagi Hideyuki
34 Yamagishi Daichi
コース全体に緩い起伏があり 登り区間が2箇所ある。1周での獲得標高は70m程度だが、体感的にはもっとあるように感じる。
スタート後30分で3名が飛び出し、VAN DER TUUK Dannyがラスト2周で単独になりながらも約30名の集団から逃げ切った。この選手はオランダ人ながらベルギーのチームに所属し、スイスで行われたネイションズカップにも参加している。
集団では常に追走のアタックがかかっていたが全レースの4分の3を逃げ切ってしまった。将来どんな選手になるのか楽しみだ!
アカデミーの選手も追走の動きに反応するが有効的な動きに乗じる事はできなかった。
高木は約30名の集団に残り14位でフィニッシュ。山岸はラスト2周で遅れてしまった。鳥倉はメカトラによりリタイヤとなった。
次回のレースは26日 水曜日。次回も積極的なレースを期待しています!
スタート前。山岸は1周目で落車。幸い大きな怪我は無く、集団に復帰する事はできたが、喜んではいられない・・・
3周目に抜け出した3名。集団でも活発に追撃の動きはあったが、常に60~30秒差を保った。特にVAN DER TUUK Danny(先頭)の強さが目立った。
逃げる3名を追撃する動きを見せた鳥倉。
14位でフィニッシュした高木。賞金17ユーロをゲット!
最後は単独になりながら逃げ切り優勝を果たしたVAN DER TUUK Danny。将来どんな選手になるのか楽しみだ!
レース中の落車低減に向けた取り組み
昨年のサイクリングアカデミーはレースの落車が10回。今年は「レース中の落車ゼロ」を目指しましたが、レース初戦で落車があり、翌日のユーラシアのレースでも落車・・・2日続けてレース中の落車を起こしてしまいました。
幸いな事に大きな怪我も無く、翌日にはトレーニングを再開できています。
そこで、ユーラシアメンバー4名、アカデミー生3名で「レース中の落車」に関する「ワークショップ」を行いました。
私にとってトレーニング用語として「ワークアウト」は馴染みがありますが「ワークショップ」と言うと、フラワーアレンジメントとか陶芸教室的なイメージがあったのですが、先の5月に私自身が「街つくり」のワークショップに参加した経験から、見よう見まねでやってみました。
結果から言えば今まで落車の原因として一番多い「原因」が「巻き込まれた」と言ったように他者による原因としていたものが、「皆に一つのレース中の落車」を思い出し「より深く」「よりピンポイント」で原因を探り出していく事で様々な「原因」が「落車した選手側にもある」「落車を防げる可能性はあった」と各自が認識できた事は大きな収穫だったのではないか・・・と思っています。
各選手の落車の原因は様々ですが、大きく分類すると
テクニック
身体能力
精神状態
判断力(知識)
状況(路面 天候)
等々に分類する事ができました。
他選手の原因を知る事で今まで自分では気付かなかった落車の原因に辿り着く事もあり、とても有意義であると感じました。
今回は初めての経験だったので私自身に未熟な部分もありましたが、今後、私自身も自分の経験を上手く活かせるように進行役としてスキルアップしていきたいと思います。
これからまだまだレースが続きますので、なんとか落車を低減したいと思います。