Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Bissegem

今回はU23のレース。出走は150名。ユーラシアからは竹之内、中山、伊藤の3名が出走。この時期ベルギーでは多くのレースが開催されているので多国籍な選手内容になっている。今回はカザフスタンのU23ナショナルチームが参加していた。
「前半の30分くらいは様子を見ろ」と言うアドバイスを与えたら竹之内が「何でですか?」と聞いてきた。言われたことをただ行うのではなく、常に頭で理解しようとしている。とても良い事だ。僕の回答は「選手数が多く、選手のレベルも均等している。さらに道幅が全体的に広く、コーナーが少ないから、皆の足が余っている前半は逃げが決まりにくい。行くなら30分を過ぎてから1時間が勝負のつもりでいけ!」とアドバイス。
レースがスタートし2周目から竹之内が集団の前方で動いている…「言ったことを理解してないじゃないか!」と思いつつ、ちょっと頼もしく思えてしまう。ポジティフな失敗はまだ許される年齢とキャリアだ。
それでも集団が崩れない中盤に中山が動くが逃げは決まらず。そして中盤に2名が先行しそれを追撃する15名に竹之内が加わる。


後半、この15名は2つに割れ、竹之内は後続に取り残されてしまい、最終周回に中山を含む30名ほどの追撃集団に飲み込まれた。中山にスプリントの期待がかかったが、メカトラで遅れてしまった。竹之内、中山、伊藤の全員が完走はしたものの、賞金は取り逃してしまった。


中盤チャンスを狙う中山。右から2人目。