Team Eurasia-iRC TIRE

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OTTIGNIES

先日のHoegaardenは登りを求めて会場入りしたものの、期待したほどの登りでは無かった。そして今日も登りを求めて車をブラバンス−ワロニー地方へ車を走らせた。
コースは1周7.7kmを15周。途中大小合わせて3か所の登りがあった。どれもアウターでいけてしまう登りだが、普段平地のレースを走ることが多いので良い刺激になる。

中山には「登りがあるからと言って力で行こうとすると、皆マークしてきて逃げが決まりにくい。皆が力を温存している前半は慎重に行け…」とアドバイス。しかし、スタート直後からアタックがあり「前もきれいに回っているようだったし勢いがあり、決まりそうだった」と判断した中山が2周目に追撃の集団に加わり、3周目に先頭集団の12名に加わった。12名はペースを落とすことなく、後続との差を広げていった。ラスト5周くらいに先頭集団でアタックがあり、2名が先行。このアタックを機に集団が分裂。中山は8位争いの4名に取り残されてしまった。後続の集団から数名が中山の8位争いの集団に追い付き、最後はスプリントとなり中山は14位でフィニッシュした。

監督が「前半は慎重に…」と言っている中で、自分でレースを見て判断を下し、先頭集団に追いついたのは良い決断だった。と同時に登りのレースで「力を発揮できなかった」のは中山の今後の課題だ。成長しているだけに課題も次々と見えてくる。これからも課題をクリアしてステップアップを踏んでほしい。