Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

HOOGLEDE (W)

1.13 U23 - Open omloop

13de Grote Prijs voor BELOFTEN.
44 riders finish/64 start 117km 6.5km x 18laps
1. VANDENBOGAERDE Jens TEAM 3M
2. YSERBIJT Jesper KSV DEERLIJK-GAVERZICHT
3. DECORTE Axel CYCLING TEAM BCV - WORKS-SOENENS
12. NAKAZATO Masaru Team EURASIA - IRC Tire
18. OMOTE Toshiki EQA23
28. KANAI Masato
29. AMAGOI Tatsuki
DNF NOJIMA Yu

U23のレース。当日、ネイションズカップのフランドル1周や、他地域でもU23のレース、20km離れた場所ではまた違うレースが行われ、出走は64名とこれまでの中では比較的少な目となった。

中里が2周目にできた約13名の逃げに加わる。3周目には面手を含めた約15名が追撃を作り、4周目には先頭集団を吸収、約30名の大きな集団となる。その直後面手を含めた7名が集団から抜け出した。逃げる7名は後続との差を広げ差となり、逃げを決定的とする。
8周目、中里のいた第2集団は後続から追い上げた約30名前後と合流。約40名の大きな集団となる。
11周目、中里を含めた15名が追撃グループを形成。先頭の6名から1分30秒。
先頭集団でも最後の攻防が始まりアタックがかかり、12周目面手が先頭集団から遅れる。
最終的には4名が逃げ切り、後続の集団で中里が12位、面手が18位でフィニッシュした。
今期、チームユーラシアがベルギーで活動を開始して1ヶ月が過ぎ、11レース目となる。今は「結果」よりも「逃げグループに加わる」事を選手に課してきたが、まだ誰も達成できていない。それが、フランスからきたU23、3年目の面手が一発で決めた。最後は残念ながら千切れてしまったが、素晴らしいレース内容だった。面手は2年前にもベルギーのケルメスに参加しているが、全く存在感の無いレース内容だった。今回は力不足を感じたようだが、これからも成長を遂げる事ができれば来年は「勝つ」事を意識できると思う。来年もまだU23 4年目であり、将来が楽しみだ。
そして、僕も含めチームユーラシアの面々はさらに気を引き締めて今以上に頑張らなければならない。ケルメスは難しいのは確かだけど、レースのレベルがどの程度であるかも大事だが、それ以上に大事なことは自分達がどのレベルなのかを知り、対策を考えなくてはならない。


中里 仁によるレースレポート
[コース]

1周6.5kmを18周の117kmで行われました。短い登りが2カ所設定してあるも勾配は緩く、それ以外には向かい風区間が長い箇所があり集団の勢いが止まりそうな場所が何カ所かありました。


[レース展開]

自走ができたのでアップが十分なので1周目から良い抜け出しには反応し攻撃を仕掛けていく。 1周目はアタックが繰り返されますが決まらず。 2周目の向かい風区間で自分が吸収されたカウンターで3人が飛び出していく。集団がストップしそうだったのでこれは決まるかもしれないと感じ、追撃のアタックを仕掛けると上手く抜け出す事に成功。しばらくすると数人がパラパラと合流。

そのまま2周回程消化した際にパラパラとまた数人づつ合流しかなり大人数の逃げグループになってしまう。それを嫌った数人の選手がそこからもう一度抜け出しを計ろうとし攻撃を仕掛けていく。自分もこの人数は嫌だったので決まりそうだと判断した抜け出しには反応していきました。動いた数は忘れてしまいましたが、なんどか良い抜け出しがあるもどれも決める事ができず。住宅街の登りを利用して攻撃していくも決まらず。そして登りきりの平坦で牽制をしているとまた先頭グループの人数が増えていってしまう。

最後に追いついてきた5人が合流した勢いでアタックを仕掛けていく。自分は余裕が無く即座に反応する事ができませんでした。決まると感じ慌てて追撃するも脚が無く先頭の5人程を逃がしてしまう。その後は第2グループでローテーションし先頭を追うも、協調体制が取れずに差が開いていく一方。 一度だけペースがガクッと落ちてしまいメイングループに吸収。その後に登りでもう一度10人強が抜け出して行ったので単独でジャンプをしもう一度先頭を追う追撃グループに加わる。先頭の4人を吸収する事無くラスト1周を迎えてしまいました。


最終周の登りで3人が抜け出していくも自分は脚が無く反応できず。4人、3人を逃がしてしまった集団でのスプリントに参加するも脚が無く集団の5番手でゴールし12位でレースを終えました。

レース全体の感想ですが、前回のレースや今までのレースよりも多くのアタックを仕掛ける事はできました。明らかに無駄だと判断した物は見逃して少しでも『あ!』と感じた物には積極的に動いていきました。前回などのレースで反応しなかった又はできていなかった自分が吸収された直後のカウンターアタックなどにも反応し、今まではやってこなかったタイミングで動く事が今日はできたと感じました。しかしレース後、監督の言っていた通り明らかな力不足で逃げグループに加われていないとも感じました。明日だけはしっかり休み今後は全てを入れ直して生活、トレーニング、レースに参加していきます。


中里 仁