Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Vlaanderen 2 daagse der Gaverstreek Day1 151km

1. DE GENDT Aime EFC-OMEGA PHARMA-QUICK.STEP 03:29:46
2. VANSPEYBROECK Tim TEAM 3M
3. NAESEN Oliver CIBEL
133. Nakazato Masaru
DNF Amagoi Tatsuki
DNF Kanai Masato
DNF Yoshioka Naoya
DNF Nojima Yu
DNF Shimizu Takamasa

このレースは毎年参加している2日間のツアーで事前にコースの下見等を行い、上半期戦の大きな目標の一つに掲げていた。参加は33チーム中コンチネンタルチームが6チーム、その他オメガファーマやロットのU23チームなど、ベルギー各地から有力チームが集まる。同日にネイションズカップのZLMツアーやU23のUCI1.2レースであるリエージュバストーニュリエージュなども行われているが、有力チームのエリート選手が集まるこの大会のレベルは前述の2大会と比較しても同レベル、もしくはそれ以上のレベルにあると思う。このレースにこれだけ有力選手が集まるのは2日間のツアーと言う事と、デロンデで一躍有名になったオウデクワルモントを2日間ともに通過するからだ。U23のネイションズカップのデロンデでは、この石畳の区間は回避されている。

これまで当日申し込みの少しだけレベルの低いレース「ケルメス」(このレースと比較して低いと言う意味で、ベルギーのコンチ選手等の参加もありレベルは高い)で、各選手に毎回「逃げに乗ること」を指示していたのはこのレースで生き残る為と言っても良い。ケルメスで動けない選手はよりレベルの高いレースに参戦時は集団の中で「身動きが取れない」事は簡単に想像できた。比較的、力で動くことのできるケルメスはそのハンドリングスキルや集団の中での流れを読むトレーニングとして最高の場となる。

しかし、実際にレースがスタートするとこれまでの選手達が感じてきた認識が一気に吹っ飛んだ。
清水がスタート後10kmで千切れ、野島、吉岡は20km、金井は40kmで遅れた。スタート後1時間で4人が消えた。集団はまだ150名以上の大集団であるにも関わらず。
その後、雨乞は80km前後でメカトラで遅れ、復帰できずにリタイヤ。中里も100km過ぎで集団から遅れたものの、10分遅れの最終集団で完走した。
彼らの実力が不足しているのは間違い無い。あとは今後どのようにしてその差を詰めて行くことができるのか考えていきたい。