Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

小石 祐馬 ツール ド コリア 区間4位

昨年までTeam Eurasiaで活動し、今期よりVini Fantini - NIPPO - De Rosa で走る小石 祐馬がツール ド コリア 第5ステージで区間4位に入賞しUCIアジアツアーポイントを獲得しました。UCIアジアツアーポイントは世界選手権国別の選考枠にも大きく関与し、U23の選手でポイントを獲得しているのはごく限られた国、選手なので数点の差が時に大きな影響を与えます。

Team Eurasiaが活動するベルギーを拠点とした北ヨーロッパのレースは平坦が多く、アタックポイントが無い。そしてフランドル1周に見られるような狭い道と風。そこで走る選手たちは常にポジションの奪い合いを行いながらレース展開を見極め、「いつ決まるか分らないアタックポイント」を観察し見極めなくてはなりません。レースで入賞目指す、優勝を目指すと口で言う事は簡単ですが、多くの日本人選手たちは先ずは「ポジションの奪い合い」と言うごく基本的なところから始めなくてはなりません。集団の前に出る事ができなければ、どんなに強力な脚力があってもその力を発揮させる事ができません。そして、アマチュアレースで入賞を重ね、優勝し、コンチネンタルチームへとステップアップしていきます。
今回の小石のレースも混戦の中からラスト65kmで5名の逃げに加わったようで、彼の成長を窺い知る事ができました。
2年後、3年後、どんな選手に成長していくか楽しみな選手です。是非、応援よろしくお願いします。

チームユーラシアのメンバーとして初めて欧州レースに参戦した当時の写真。2012年3月17日 ビセヘムにて。この時は多くの日本人選手が経験したように「デビュー戦リタイヤ」に終わっている。スタート地点は皆同じようなもの。だけど日々の積み重ねが2年後、3年後、取り返しのつかない大きな差へとなっていく事を忘れないで欲しい。
[:550]




























小石祐馬のレポート
逃げができてからは5人だったので上手く協調体制を築けて、
ゴールまでバラけることなく進むことができました。
ゴール2キロ手前から牽制が入って、そこからドラパックの選手がアタックしたが、
バラけることなく緩んだところをアタックしたラファの選手がそのまま勝ちました。

UCIポイント圏内でゴールできたことや、
今シーズンようやくまともな数字がだせたことは素直に嬉しいです。
ただ、勝利やトップ3のチャンスを逃したのもあり、そこは残念に思います。
http://www.nippo-c.co.jp/teamnippo2014/result/result.php?id=154355398515bd6a79
より。