EPERLECQUES (Fr 2+3+Jr)
5.5kmX18Laps 102km
13th Narumi Soh
19th Shimizu Ohko
20th Onodera Nozomu
1周5.5kmの周回コース上には高低差50m/平均勾配5%程度の丘が含まれる。19回登るので獲得標高は1000m近くになる。
登りで勝負を決めようとユーラシアの面々は前半から積極的に動く。しかし、集団を引き離すには至らず、選手たちは集団の中で待機する事が多くなる。レース中盤に約10名の逃げが決まる。その追走集団ができるが、ここにも誰も加わる事はできなかった。
先頭集団と追走集団が一つになり約15名の先頭集団ができるが、コースが厳しいのと走っている選手たちのカテゴリーが低いので、すぐに崩壊する。レースも後半に入り先頭集団は5名となり、約1分前後で40名ほどの集団。ラスト3周、12名の追走集団ができ、ここに鳴海が加わった。ラスト2周に先頭集団を吸収。17名の集団となる。
最終周回に単発のアタックが繰り返され、それに鳴海も反応していたが、最後は力尽き13位でフィニッシュした。
レース後、鳴海は「勝ちたかったです」とすごく悔しそうだったが、勝ちを意識するのはまだ早いし、「まぐれ」で勝ってはいけない。
今日は勝ち逃げに加わった事は大きな前進。今度は勝ち逃げから抜け出す事を課題としたい。これを実行できれば1桁入賞となるし、勝つにはここからさらに頭を取らなければならない。
このような過程を学びながらしっかりとトレーニングを行う事で確実に勝利に近付いている。
レース序盤の逃げに反応する鳴海。
鳴海の逃げを抑えに入る清水と小野寺。決してアシストを行うことは悪いことではないが、このカテゴリーではアシストを行うことより、個々のレベルアップを計る事を優先させるべきであるとレース後のミーティングで確認した。
レース後半に追走集団に加わる鳴海。ここでも後続の集団では清水、小野寺の果たした仕事が大きかった。
後続の集団内で2位、3位でフィニッシュした清水と小野寺。