フランス エリートナショナルで清水が6位入賞!
Grand Prix de Saint-Souplet
144km 12kmX12Laps
1 DAENINCK Benoît Nogent Oise C les 144 km en 3h23'10'' (moy. 42,527 km/h)
2 DERIAUX Florian Raismes RC à 0 26
3 LEVASSEUR Jordan Armée Terre à 1 52
4 BLAMPAIN Maxime Dunkerque Lit à 1 52
5 TANIS Quentin Vil StGermain à 1 58
6 SHIMIZU Ohko Eurasia Team à 1 58
7 TOKUDA Tanzo Nogent Oise C à 2 1
24 NARUMI Soh Eurasia Team à 13 12
31 ONODERA Nozomu Eurasia Team à 14 55
1周12kmの周回コース上に約500m、5~8%の登りが3箇所ある。
2周目には優勝候補のベノワ(CC ノジョン)を含む約15名が集団から20秒先行。ここに清水が加わった。
この15名に追撃の約15名が加わり、先頭集団は約30名に膨らんだ。
4周目ペースを上げた LEVASSEUR Jordan により集団は9名+約20名に分断。
先頭集団の9名には清水、フランスのCC ノジョンに所属している徳田 鍛造の2名の日本人選手が加わった。
メンバーが良かった事もあり7名の逃げは決定的となる。
ラスト2周で優勝候補のベノワ、徳田が交互に仕掛け集団は分断。ベノワとDERIAUX Florian が抜け出す。残された5名の中で積極的にペースを維持する選手が現れない中、ローテーションに加わった。
最後は2名に先行され6位でフィニッシュ。
清水は昨年のシーズン途中に引退を決意し、数ヶ月自転車から離れた生活を送っていた。シーズンが開幕後も膝の故障等で思うような走りができていなかったが、ようやく本来の走りに近付いた。
本人のレポートにあるとおり今回は「勝ちを意識した走りではない」し、無駄な動きも多かった。無駄に見える動きは「自分のリズムを掴む」上では重要な役割を担う場合もあるが、勝ちを意識するのであればもっと慎重に走ら無くてはならない。
駄目出しするのも監督の仕事なので辛口なコメントだが、今回の成績は純粋に僕も嬉しかったし、清水も自信を持って今後のレースに臨めるだけの内容と数字だった。
以下は清水によるレポート
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8月8日 Grand Prix de la Ville de Saint-Souplet (Elite Nationale)
距離144km、12km×12周
結果6位/64人
天候 曇り
気温は暖かい中、3か所の短い上りを含む周回コース。
1周目から集団前方で動くように早めに展開していくことを心がけて走った。
前半に少人数で抜け出しに成功。
そこへ、15名ほどに追いつかれ集団は一時約30名になる。
中盤にはそこから9人ほどで逃げることになった。
レース最後まで、積極的にいくように走った。
残り3周からアタックが続き分断して、結果6位ゴールとなる。
今回は、まだ勝ちを意識した走りではないが、自分に自信をもって次は勝負していきたい。
Team Eurasia IRC-Tire 清水太己
2周目には有力メンバーを含む約15名が集団から抜け出す。清水曰く、「アタックがあったのではなく、ペースが上がり気付いたら人数が減っていた」との事。
3周目。30人に膨れ上がった集団から独り抜け出す清水。見ていてハラハラする動きだった。
30人に先行され、後続の集団から抜け出しを計る鳴海。
先頭集団には日本人が2名。しかし、徳田は優勝候補のベノワと同じチームに所属しており、ライバル関係だ。
9名が7名に減り、ラスト2周まで均衡は保たれたが清水の積極性が目立った。ノジョンの2人やフランスのコンチチームに所属する選手をもっと利用するべきだった。
ラスト2周、ついにベノワが動き出した。
取り残された集団の中でも積極的にローテに加わっていた。
優勝はベノワ。先週のFrobecqのレースでも優勝している。この時も清水は先頭集団に残っていたがラスト2周で遅れてしまい入賞を逃してしまった。
5位争いのスプリントで敗れたが内容の濃いレースだった。ここ数週間のレースの内容をみてもステップアップしているのが感じられた。