Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Esplechin

出走 132名 完走34名
Onodera Nozomu DNF

1 STALLAERT JOERI (CIBEL)
2 MÛLLER PATRICK (BMC サテライト)
3 LIENHARD FABIAN (BMC サテライト)
4 PLANCKAERT EDWARD (Lotto)
5 MINNE STIJN +1'07"
6 SIVAKOV PAVEL (BMC サテライト)
7 MERTZ REMY (Color Code) +1'11"
8 PLANCKAERT EMIEL (Lotto)
9 NACHTERGAELE NIELS
10MAES JO


1周目からペースが上がり集団を引き千切って先行した17名が7名+10名に割れ、さらに7名から抜け出した4名が最後まで逃げ切った。
1周目の通過は先頭集団17名、10秒差で20名、さらに数秒毎に10名前後の小さい集団が続いたが、完走したのはこの第2集団までで、1周目の通過で第3集団以降に取り残された選手は全員がリタイヤとなるサバイバルレースだった。

今日のレースは「ケルメスクルスにしては特別にレベルが高い」と感じたが、ベルギー、オランダ、フランスの選手たちにとって、これが日常的なレースであって、ここを勝ち上がってきた選手達がネイションズカップで結果を残し、プロへの道を進んでいる。

BMCサテライトの選手たちは間違いなく世界トップレベルのU23の選手達。3位のLIENHARD FABIAN(BMCサテライト スイス)は昨年のU23世界選手権6位、2位のMÛLLER PATRICKはスイスのU23チャンピオン。6位 のSIVAKOV PAVELはロシアでU23 1年目。昨年はジュニアでフランドル1周で優勝。世界選手権の代表となっている。

優勝したSTALLAERT JOERIはジュニア時代にベルギー代表として選抜され、ジュニアのフランドル1周でも優勝している。U23時代にもHCや第1カテゴリーで一桁入賞を「何度も」果たし、プロコンチネンタルチームにも所属していた「若き期待の選手」だったが、それでも今はアマチュアとしてベルギーのコンチネンタルチームに所属している。1991年生まれの25歳。昨年はベルギー選手権のアマチュアカテゴリーで優勝している。

こんな状況を見ていると日本のチームで日本のレースを走っている選手たちが「ヨーロッパのプロになりたい」「死ぬ気で頑張ります」なんて言葉を聞くと、「命が何個あっても足りないよ・・・」と物凄くさめた思考で考えてしまう。

ユーラシアや他の欧州で活動している選手たちが「プロになれる」と言い切れるほど現実は甘くはないのだが、「プロになる」と言うことがどのようなステップを踏み、それがどのようなレベルなのか・・・の一端でも知る事はできると思う。

小野寺は練習の量も質も使うギアもケイデンスも風の読み方もレースの位置取りの行い方も・・・多くの課題を露呈したが、時間をかけて少しずつ成長することを期待したい。まだU23 1年目。あらゆる可能性がある。

約12キロの周回を10周

レースはスタート直後の直線で集団から千切れてしまいました。
今回のレースの反省点はまず風を読む事が出来なかった事です、スタートしてからずっと風上にいてしまい、それで疲れて千切れてしまいました。練習の時に何度も言われていても実戦出来ず、それどころか風のことを考える事すら出来ませんでした。

そして一番の原因は練習不足です。レースが最初からアタックがありずっと高速で自分でも維持する事が出来なく千切れました。今回のレースでの反省点を次のレースで少しでもいいので実戦出来るようにしたいです。


初めて走るエリート+U23カテゴリーに臨む小野寺 望。



2周目の通過。BMCのサテライトの選手が6名エントリーし、5名が先頭集団の17名に加わっている。他にもロットやエティックスのサテライト、ベルギーのコンチネンタルチーム シベルやカラーコードの選手など、かなりレベルの高い「ケルメス クルス」だった。写真で分かるとおり130名以上の選手たちは1周で数秒毎に小さな集団にふるいにかけられた。



17名から抜け出した7名。BMC 4名、シベル2名、ロット1名。強い選手はしっかりと残っている。さらにここからBMC2名、シベル1名、ロット1名の4名の勝負となり、数的な不利を覆し ゼッケン番号1番 ベルギーアマチュアチャンピオン STALLAERT JOERI(シベル)の選手が優勝した。