レース中の落車低減に向けた取り組み
昨年のサイクリングアカデミーはレースの落車が10回。今年は「レース中の落車ゼロ」を目指しましたが、レース初戦で落車があり、翌日のユーラシアのレースでも落車・・・2日続けてレース中の落車を起こしてしまいました。
幸いな事に大きな怪我も無く、翌日にはトレーニングを再開できています。
そこで、ユーラシアメンバー4名、アカデミー生3名で「レース中の落車」に関する「ワークショップ」を行いました。
私にとってトレーニング用語として「ワークアウト」は馴染みがありますが「ワークショップ」と言うと、フラワーアレンジメントとか陶芸教室的なイメージがあったのですが、先の5月に私自身が「街つくり」のワークショップに参加した経験から、見よう見まねでやってみました。
結果から言えば今まで落車の原因として一番多い「原因」が「巻き込まれた」と言ったように他者による原因としていたものが、「皆に一つのレース中の落車」を思い出し「より深く」「よりピンポイント」で原因を探り出していく事で様々な「原因」が「落車した選手側にもある」「落車を防げる可能性はあった」と各自が認識できた事は大きな収穫だったのではないか・・・と思っています。
各選手の落車の原因は様々ですが、大きく分類すると
テクニック
身体能力
精神状態
判断力(知識)
状況(路面 天候)
等々に分類する事ができました。
他選手の原因を知る事で今まで自分では気付かなかった落車の原因に辿り着く事もあり、とても有意義であると感じました。
今回は初めての経験だったので私自身に未熟な部分もありましたが、今後、私自身も自分の経験を上手く活かせるように進行役としてスキルアップしていきたいと思います。
これからまだまだレースが続きますので、なんとか落車を低減したいと思います。