Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Sint Pauwels

10.1kmX11laps  81riders@start

1 VAN CAUWENBERGHE Christophe
2 VANOVERSCHELDE Kobe
3 LAGNEAUX Yoni

30 Hanada Kiyomasa

36 Yamagishi Daichi

38 Omachi Kento

40 Yoshioka Takuya

コース上には約1kmの石畳区間(両脇の50cmがコンクリートになっている)を含む1周10.1km。風が強く吹いていたが横風の影響を受けることなく、比較的流れやすいコースレイアウトだった。

3周目に大町を含む数名が抜け出し、これを山岸を含む数名、更に花田を含む数名が加わり、18名の先頭グループが形成された。一時はメイン集団に1分近いギャップを作り逃げ切りが予想されたが、メイン集団のペースが上がりラスト4周で吸収された。

追撃の動きを予想し、準備していた吉岡がカウンターのアタックの5名に加わり、集団を抜け出すが2+3名に分断され、吉岡は取り残され、メイン集団に吸収。

更にメイン集団から小人数が集団を抜け出し、最終的には22名が先行したが、ユーラシアからは誰もここに加わる事はできなかった。

結果的には良くは無い成績だったが、U23山岸が序盤の先頭集団に加わり、また吉岡が「次の展開を予測しながら実行する事ができた」のは大きな収穫だった。




~~~~~吉岡によるレポート~~~~~

今日も冷静に走ることを心掛けつつ、前回出来なかった勝ち逃げに乗ることを目標としてスタートした。

スタート直後のアタック合戦には加わらず、集団内で走った。
2周目あたりから決まりそうなタイミングのアタックに反応していった。
3周目過ぎに一旦後ろに下がり走っていると石畳区間で集団が分裂し20人の逃げが決まってしまった。しかし、チームメイトの3人が逃げに乗っていたため、後ろで待つことにした。

ラスト5周くらいで集団がペースアップ、逃げとの差がどんどん詰まっていき、ラスト4周で逃げが捕まった。そのタイミングでカウンターアタックに行ったが決まらず、集団内で走った。
ラスト2周で2人でアタック、前の3人と合流し5人の逃げができた。しかし脚が限界になり、その逃げから自分を含む3人がドロップアウト、残りの2人はそのまま逃げ切った。
自分は最後は集団でゴールした。


考察
今回は序盤にできた主要の逃げに乗ることができなかったがチームメイトが3人乗っていたので、集団内で走った。逃げを吸収した後、中途半端なアタックばかりしていたので、一旦冷静になろうと集団に戻り集団の流れを見ていた。
ラスト2周でアタックした逃げはそのまま決まっていたので、ドロップアウトしてしまったのが悔しい。しかし今回のレースで得るものは多かったので今後のレースに繋げていきたい。


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ここ数レース、吉岡のレースの内容が良くなっているがそれは実際に数字の上でも確認する事ができた。

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手応えも感じる事が出来ないほど「異次元」のベルギーのレースにおいて「苦しみばかり」が続いていた。そんな結果の出ない中でも苦しいトレーニングは続き・・・投げ出したくなる事もあったと思う。
そんな時でも耐えて、耐えて乗り越えてきて、ようやく数字上でも自己記録を更新し、レースでも「展開する楽しみ」を感じる事ができるまでになった。


様々な情報が溢れる中で、効率と結果ばかりに目が向けられるけれど、泥臭い、地道な努力は期待を裏切らない。

これからも、「苦しみ」は続くけれど、頑張って欲しい。

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集団の中で待機する吉岡。次の展開を予測し、実行する事ができた。



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U23 1年目の山岸。大きく成長している。

 

 

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最もアグレッシブな走りを見せた花田だったが、彼の実力を思えば、最終の22名の逃げを逃してしまった事は失敗だった。