20th Suzuki Shiryu
DNF Hanada
DNF Yamagishi
DNF Takiyama
瀧山、花田、山岸は欧州最終レースとなった。
シーズンも終わりに近づいている。
シーズンの開幕直後は、焦燥感や、シーズンインに向けた希望、様々な理由であるにしろ、選手たちは工夫してトレーニングを行っている。
しかし、シーズンの終わりに向けては惰性的なトレーニングに陥りやすい。
9月の中旬に選手たちにコンディショニングシートの記入を義務付け、そこに2週間後の目標、トレーニングの具体的な計画を練り直した。
目標を設定し、トレーニングの計画~実行し、結果を確認(分析)する。
特に昨今はパワーメーターを取り付けている選手が多いのでより具体的に苦手なところを見つけ出し、トレーニングの計画を立てやすくなっている。
当たり前の事なんだけど実行しているU23カテゴリーの選手は少ないと思う。
鈴木がベルギーのケルメスで自己ベストを更新した。成績もそうなんだけど、実際のパワーメーター上の数値(750W以上の累積時間)もこれまでのベスト139秒から145秒へ5%の向上。
レース展開やコースによって必要とされる出力ゾーン(実際に出している出力ゾーン)が変わってくるので、じゃ5%強くなったかと言うとそうとも言い切れないのですが、
鈴木が自分の弱点を分析して、目標を立てて、トレーニングの計画~実行して残した結果 で5%の向上があり、そしてこの結果が20位と言う自己ベストの成績を残せたことはとても大きな進歩だと感じた。
雨の中 逃げる6名を追ってローテに加わる鈴木。もっと効率的に走れれば良い成績を残す事ができたかもしれないが、出し惜しみしないと、自分で判断し走れた事は良かった。この追走集団にはロットU23(ベルギーNo1 U23チーム)やFFC(ベルギーNo2 U23チーム),元プロコンの選手などが含まれていた。