Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Kortemark Elite+U23

📍Kortemark  Elite+U23

🏁6.5km X 17Laps=111.2km

🚴‍♀️出走44名 AVS 42.49km/h

DNF 小村悠樹
DNF 秋田圭佑
DNF 橋川丈

今日はユーラシアから小村と秋田、ユーラシアサポートライダーでベルギーEFCに所属の橋川が出走。

コースはフラット。道幅の狭い農道区間はカーブが多い。風が強かったが、直線が短いのと横風区間が無かったので展開に大きな影響は無かった。毎周回、周回賞50ユーロが設定されている。この金額は2〜3位賞金に匹敵するものなので、周回賞を中心にした展開も想定された。

1周目にVAN COPPENOLLE LARSが単独で逃げる。そのまま約7周を独走した。

今季9勝している25歳。レースの約半分を独走した



後続の集団では追走の動きがあっても互いに潰しあう結果となり追走はなかなか決まらなかった。

小村と橋川は積極的に動き45分を過ぎた頃に12名で先行したがこれも集団が回らず、メイン集団に引き戻された。

小村 橋川を含む12名が先行するもメイン集団に吸収された

メイン集団では人数が絞られつつもアタックが繰り返され、人数を減らし1時間を過ぎた頃に7名が追走。ここでも小村が反応したがツキ切れしてしまう。この直後にバラバラと抜け出した15名も集団を分断し、1名+7名+15名+小村、橋川、秋田含む10名という展開となった。

小村、橋川、秋田は「千切れてはいない」のに気付いたら20名以上の先行を許してしまいDNF。


😎小村によるレポート

Date: 2022/8/29

Race: Kortemark

Weather: sunny

Dist: 6.5km*17laps=111km

Wheel: Gokiso 35mm

Tire: F:Formula pro rbcc 25C/R:Formula pro S-light rbcc 25c

Air pressure: F6.4bar R6.2bar

Result: -3laps(27th)

目標: 勝ち逃げに乗る/トップ10 

 

作戦: 無駄打ちをしすぎない/予想が外れても焦らない

 

コース: 道幅が広い向かい風から農道の細い区間に入り、再度広い通りに出るコース。横風区間はほぼなく、追い風と向かい風のみのコース。直角コーナーが多いレイアウト。

 

予想: 30~45分の間に逃げor追走が決まると予想した。 

 

内容: 事前に橋川さんと話していて15分くらいから決まるかも…と思い真ん中より前気味で待機(1周約9分)。1~2周目は特に反応はしなかったがペースのアップダウンが激しく決まってしまうのでは…とリラックスできず。3周目に様子見で追走に乗ってみるがまだまだ集団は元気なのですぐに戻される。4周目からは自分の予想した時間帯に入ってくるので、さらに動いてみるがこれも大きな動きにはならずすぐに吸収された。1時間過ぎまで決まらないかもしれないと考えてアタックをしすぎないようにセーブする。6周目に入ったところで有力な5人程が先行したため追走でその逃げに入る。ローテのペースも良く、これは決まったかもと思って全開で踏む。しかし1人、2人と追走が入り最終的に10人程になりローテが回らないかつ集団も追いついてきてしまう。この動きで集団が疲れてきていることが分かり、次の動きは確実に決まる…と考えたので準備をしておく。7周目に入るところで4人先行。さらに追走がかかり自分も入る。6人の追走になるが1人がペースを落とし、1人はつき位置。これを嫌って有力選手2人がアタック。追走は2人では回らずに崩壊。自分も踏むが垂れて追いつけずに集団にもどった。ここまでの動きでかなり消耗していたし、向かい風区間で単独で追いつけるほどのスピードがなかった。しかし回復する間もなく、この後の農道の追い風区間で追走が6人程行く。自分も焦って踏んでしまい再度宙ぶらりんになる。これも結局集団にもどることになり、かなり無駄足を使った。そこからパラパラと追走が行っていて集団がつながるかなと思ったが、これは予想を外してグルペットに残ることになってしまった。ジャンプできる程の足が無く、グルペットで残りの周回を消化するだけとなってしまった。グルペットも最終周回でちぎりあいになったのでタイミングをみて飛び出すが脚を貯めていた選手に逃げ切られた。

 

感想: レースの中での動きは悪くなかったが、脚力的に乗れていなかった、焦りすぎて自滅したのが今回のレースだった。今回のように良い動きが出来ているときこそもっと自分を客観的に見てメリハリをつけて走るべきだった。まだセンスが足りずに序盤に様子見で動いていたりするところも俯瞰的に見ることが出来ればもっと抑えて走ることが出来たと思う。良い点としては勝ち逃げはどんどん近づいてきているし、追走も上手く引けるようになってきている点だ。今後も積極的に勝ち逃げを狙ってトップ10に入りたい。

 

 

 

サイクリングアカデミー #15 Waasmunster U19

📍Waasmunster U19

🏁96km

🚴‍♀️出走64名 完走51名 AVS40.73k/h 

38位 大関宙
DNF 武田依央理
DNF 萩谷蒼風

スタート直後からアタックが繰り返される中、1周目に3名が抜け出す。約15秒の先行をする中で1名+1名が集団から単独で加わり5名となる。この5名がしばらくメイン集団から先行し、後続のメイン集団とのギャップを2分以上リードした。




逃げ切りが濃厚となると先頭集団も活性化し、ラスト1周で抜け出したDEBUCKE SENNEが優勝した。



メイン集団ではレース後半に抜け出した6名が6位争いを展開した。





メイン集団は12位争いの集団スプリントとなった。



大関は逃げグループが出来た後の追走の動きに反応していたが、どれも決めることは出来なかった。力で押し切るアタックではなく、レース展開にのっていく反応というのは経験とセンスが求めらる。今後日本のレースを走る時、集団の動きを見た上で「俺が逃げを作る」という意識でレースに臨み経験とセンスを積み上げて欲しい。

萩谷はレース序盤にメカトラが発生しリタイヤ。

体調を崩し回復途中だった武田は万全の体調ではなかったが出走を決めた。リタイヤに終わった。


大関コメント
「レース前はアタックが決まるポイントを見つけ出す事を目標にレース臨んだ。レースの序盤に逃げに加わりたかったので30分くらいはアタック合戦に参加したが、決まらないとなると終盤まで待機する事にした。欧州遠征を通し集団走行がうまくなっていると感じた。今後日本のレースを走る時、意味のないアタックを減らしていきたい」

 

萩谷コメント
「集団走行でのレベルの違いを感じていたので、先ずは周囲の選手に割り込ませない「隙間を埋める」動きをしてみたいと思った。実際に走ってやってみると初戦ではできなかった集団前方での位置取りがやり易かった。次回のレースでは逃げに乗れるように頑張りたい」


武田コメント
「今回が最初で最後のレースという事で、日本のレースとの違いを実際に走り知りたかった。実際に走って、スピードの緩急が激しいのとコーナーの立ち上がりが速い事を感じた。元々集団走行が苦手だったので、日本のレースでも習得できるよう意識して走りたい」



サイクリングアカデミー #14 Helkijn U19

📍Helkijn U19

🏁97.5km

🚴‍♀️出走59名 完走47名 AVS42.89k/h

DNF萩谷蒼風

DNF大関宙

 

スタート直後からアタックが繰り返される中ペースが上がり、萩谷が2周目で遅れた。大関はペースの上がる集団からアタックを決めようと飛び出すが決めることは出来ず、集団に吸収されるタイミングで集団に付いていく事が出来ずに遅れてしまった。

レース中盤に3名が飛び出す。それを追走する形で4名が加わり7名のエスケープが形成されたが、レース終盤に吸収され、最後は約40名による集団でのスプリントとなった。

萩谷コメント
「体調を崩していたが、日常生活では問題ない程度まで回復していたのとトレーニングでは負荷を上げても走れている事を感じていたので、レースに参加する事を決めた。レースが空いてしまったので呼吸が苦しく、監督からも「無理はしない」約束で参加したので、リタイヤする事にした。ポジションを上げても落としてしまう技術力の無さに課題を感じた」

 

大関コメント
「集団内で相手の選手を割り込ませない事を意識してレースに臨んだ。3周目に逃げを決めようとペースの上がった集団からアタックしたが失敗。集団に吸収されるタイミングで付いていく事が出来ずに千切れてしまった。もう少しアタックするタイミングを見極めて動きたい」

 

レースに帯同した小村コメント
「大関のアタックは積極的なのは良かったが独りよがりになってしまっている。これは今の自分にとっての課題でもあるが、もう少しアタックを決める精度を高める事も考えなくてはいけないと思う」

 

サイクリングアカデミー #13 Tollembeek U17 

サイクリングアカデミー第13戦

📍Tollembeek U17 

🏁68㎞

🚴‍♀️出走58名 完走32名 AVS41.6㎞

DNF 和泉颯真

 


コースは約5% 500mの登り区間と狭い農道区間を組み合わせた1周約6㎞の周回を12周。風も強かった。

序盤からペースが上がり集団が割れた。ラスト3周で3名が抜け出すが、追走の7名が吸収。レースが振り出しに戻った最終周回に1名が飛び出し最後まで逃げ切った。

U17のレースはレース展開が単調になることが多い。単調なレース展開でも、ペースが速い、もしくはコースが厳しければ、集団は絞られ、足があればメイン集団に残ることができる。

しかし、難しいコースでレース展開が複雑になると、集団内の位置取りはより厳しく難しいものになる。

前回のBrasschaatではメイン集団に残り20位完走した和泉だったが、前回のレースは展開が単調だった(しかしペースは速かったので集団は絞られた)ため、集団内の位置取りに苦労する事は無かった。しかし今回のレースではより激しい集団内の位置取りに対応できずにリタイヤとなってしまった。

和泉コメント
「集団内での位置取りをより積極的に行い、中盤から前方に位置付けるように意識していた。タイミングア合えば前に上がる事も出来たがそのポジションをキープする事が難しく、遅れてしまった。欧州の選手たちはアグレッシブに集団内で位置取りを行うので、もっと積極的になりたい」

サイクリングアカデミー #12 Maria-ter-Heide (Brasschaat) U17

サイクリングアカデミー 第12戦 U17

📍Maria-ter-Heide (Brasschaat)  U17

🏁4.5km x 14 Laps =63km

🚴‍♀️出走50名前後

20位 和泉颯真


このレースはアントワープ州で行われ、真っ平なコースに約500mの「比較的優しい石畳」区間がある。

スタート前のギア比チェックはスタート前に抜き打ちで行われ、一発退場となるケースも

毎周回、周回賞で1500~3000円が懸かっていたため、フィニッシュライン通過時に集団は長く伸び、石畳区間で遅れる選手が続出した。

(優しい)石畳区間で長く伸びる集団

和泉は前日のレースと2連戦となる。昨日のレース後ミーティングで集団走行を課題とし、集団内の走り方についてのレクチャーを行った。

https://youtu.be/l_KlIS4Xpds

集団内の位置取りがかなり改善された

レースでは集団の真ん中~3分の2あたりをキープすることができ、メイン集団で完走した。

集団スプリントまで残り20位でフィニッシュ!

次のレースの課題は、真ん中~さらに前をキープすることと、チャンスを見てアタックすること。集団の前をキープすることそのものに意味はないし、アタックすこと自体も意味があるわけではないが、これらを成し遂げるために「考えること」「実行すること」が重要である。とにかく少ないチャンスでより多くのことを経験し吸収して欲しい。


和泉コメント
「昨日のレース後 集団走行のビデオを見て『隙間を作らない』『チャンスがあれば前に上がる』ことを意識し実行できた。しかし、集団内を走っていて欧州の選手はバイクコントロールがうまく、自分の集団走行が劣っていると痛感したので、そこが今後の課題である」

 

石畳区間でブラケットを強く握り過ぎて指の皮が剥けた。

 

サイクリングアカデミー #11 Roosdaal-Pamel U19 

📍 Roosdaal-Pamel U19

🏁 7.4 X 12Laps=88km

🚴‍♀️出走59 完走42名 AVS39.2k/h


DNF(パンク)大関宙

大関コメント

「前回のレースでは、力技で逃げを作る事は出来たが直ぐに吸収されてしまった。今回はレースの流れとタイミングを見て数周回続くような逃げを作る、もしくは乗る事を目標にした。『そろそろ動こうか』とポジションを上げた状態でパンクしてしまい残念だが、前回のレースより集団走行やポジションUPなどは上手く走れている気がするので、次戦でまた頑張る」