Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

AACA 長良川

AACA 長良川 3.5㎞X30Laps
花田聖誠 集団で完走


鈴木史竜 集団で完走

「スタートからアタック合戦がかかり、位置をあげつつ徐々に参加していく。しかし、皆が逃げたい形で、なかなか決まらない。特に、集団がキツくなってくる雰囲気を感じて、自分も動く回数を増やしたが、1時間以上大きな形で逃げは形成されなかった。自分もキツい状態が続き、アタック後に集団後方まで一気に落ちて、少し休んで戻るような時間もあった。

アタックの後、自分が少し後ろに下がってしまったようなタイミングで逃げが行き、集団が止まった。」


吉岡拓也 集団で完走

「序盤はアタックしていたが、このタイミングでは逃げは決まらないと考え、途中から脚を休めることにした。
10周過ぎに逃げがそろそろ決まるかも、と思いアタックできる準備をし、単独で逃げるキナンの選手に追走をかけた。自分に反応したヒンカピの選手と共に3名の逃げに加わることが出来た。」

 

鈴木は「逃げが決まるかも…」と思いながら動き続け、自分がきつくなり集団後方に下がったら逃げを逃してしまった。同じく吉岡もスタート直後から動いていたが、「このタイミングでは逃げは決まらない」と考え、途中から脚を休めることにし、10周過ぎの逃げが決まるタイミングを逃さなかった。
レースを走る際に「よく考えろ」と言われる選手は多いと思う。
実際にレースを走っている時は考える事が多過ぎて、何を優先に「考える」べきか分からなくなる。

先ず基本はレースの出走前に「展開を予想」
出走者数
出走メンバー
コースプロフィール
天候
距離
レースのカテゴリー
自分のコンディション
などから、スタート前に大まかな戦略を考える。

スタートして自分が考えた通りの展開になっていくのか?
展開が想定していたものとならない場合は、修正を繰り返していかなくてはならない。

吉岡は序盤に修正を行い、逃げが決まるタイミングを見逃さなかった。と言うより吉岡も自らレースを動かした選手の一人であったことは素晴らしかった。
吉岡に反応したプロ選手がツキイチとなり前に出ることが出来ないほどの先頭固定で前に追いつき、後に足を使い果たし先頭集団から千切れて結果は残らなかったとしても、「レースを動かした」事は素晴らしい走りだった。
本人は納得がいかないかも知れないけれど、これからも躊躇せずにガンガン行って欲しいと思います。こんなレースを何回かやっているうちに「コツ」を掴めるようになるはずです。

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Picture by Kensaku Sakai 本レースの写真ではありません。