Team Eurasia-iRC TIRE

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Tour of JAPAN 2021 第2ステージ

Tour of Japan 2021

第2ステージ相模原ステージ

湯浅17位+1'35"
小村34位+2'24"
寺澤38位+2'49"
鈴木63位+8'01"

レースは相模原市橋本公園をスタート。宮ケ瀬ダム周回コースまで11.9㎞を走り、1周13.8㎞を7周回。


富士ステージでトラブル続きだった寺澤は前日のミーティングで「大人しく集団で走りたい」と言っていたが、課題として「前半からの逃げに乗る」事を指示した。小村と湯浅は「後半の逃げに乗りたい」と言っていたが、小村も前半からの逃げに加わり、湯浅は後半の逃げに加わる事とし、まだキャリアの浅い鈴木は完走を目指す事、以上をチームの目標とした。

 

レースはスタート直後からアタックが繰り返され、ここに小村も反応する。良い先行グループができ小村も合流するが、集団がすぐ後ろに迫っていた事で踏むのを止めてしまう。しかし、一緒に先行した数名はそのまま踏み続け、このアタックが起点となりレースが活発化していく。

 

逃げグループは僅かなタイムギャップのまま先行し続ける。周回コースに入り最初の「オギノパンからの登り」で、湯浅と寺澤が二人で会話をしている際に数名が追走に入った。湯浅がすかさず「右から行けば決まるよ」と指示を出し寺澤が反応。更に数名が加わり直ぐに16名の逃げが決まった。メンバーは右京/小石・横塚、キナン/畑中・山本元喜、マトリックス/ホセ・安原、弱ぺ/入部、ブリヂストン/沢田、京産大/小出、ユーラシア/寺澤、日大/仮屋、JPN/平井、那須/谷・渡邊・佐藤、宇都宮/小野寺。愛三、大分、静岡以外の有力チームが加わりタイムギャップを広げていく。

 

16名の中で総合成績が最も良いのが那須ブラーゼンの谷。2分51秒遅れの個人総合7位。右京の小石も2分57秒遅れで8位につけている。小出は3分以上のギャップで逃げ切ればU23個人総合時間賞を獲得する事ができる。

 

先頭グループはタイムギャップを5分以上に広げ、逃げ切りが濃厚となった。

 

ラスト2周、総合で逆転を狙う小石、同じくU23個人総合で逆転を狙う京都産業大学の小出、区間優勝を狙う畑中など先頭グループでアタックがおきペースが上がる中、寺澤が遅れてしまった。

 

16名いたエスケープグループは8名まで人数を減らしながらメイングループに1分30秒のタイムギャップを稼ぎ逃げ切った。最後は4名のスプリントをマトリックスのホセビンセンテトリビオが制した。

 

湯浅がメイン集団で17位、小村はメイン集団から50秒遅れの38位、寺澤38位、鈴木来人が63位でフィニッシュした。

 

東京ステージでは更に積極的なレースをしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

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16名のエスケープに加わる寺澤。昨年までJBCFでE3を走っており、JPTでもエスケープに加わった経験が無い。湯浅のアドバイスによりエスケープに加わる事が出来たのは大きな経験となった。

 

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レース中盤、小村がジャパンの選手とメイン集団からブリッジを試みるが逃げに加わる事は出来なかった。

 

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多くの経験があり、チーム内で指示をだしながら走る湯浅。


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 メイン集団からは遅れてしまったが、無事に完走した鈴木。

写真提供 ファブトローニカメラ