Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Erpe Elite+U23 IC.1

📍Erpe Elite+U23  IC.1

🏁147.1km

🚴‍♀️出走101名 完走48名 AVS44.5km/h

 

49位 小村悠樹
DNF 秋田圭佑


このレースはベルギーでもランクの高いIC.1カテゴリーのレース。アマチュアチームが参加できるレースはUCI 1.2 →IC.1→IC.2 とあり、このレースは選考されたチームしか出走できない。この下にケルメスクルスと呼ばれる当日申し込みのレースがあるが、当日申し込みと言えど、元プロ、現コンチの選手たちのエントリーもあるので決してレベルが低いわけではない。

今回はIC.1なのでiRC-TIREを使うTartelettoタルタレット(コンチチーム)がエントリーしていた。

Tarteletto のチームバス。ワールドチームやプロチームを含めたUCIワールドランキングでは50位。コンチネンタルチームの中ではトップクラスだ。




コースは22kmの周回を2周、そこから約8kmの小周回に入り総距離153km。

チームでエントリーするにはユーラシアだけでは人数が足りなかったのでベルギーで活動する南米拠点「Start Cycling Team」とのミックスチームでエントリー。

メキシコ、チリ、アルゼンチン、日本の混成チーム!

普段、車の侵入が禁止されている道幅の狭い農道区間や、緩い起伏、強風などが選手たちを苦しめた。大きなアタックが決まらないままハイペースな展開が続き、毎周回10人前後の選手が遅れていった。

レースが1時間を過ぎた頃に秋田が「補給所で落車があり、遅れた選手のギャップを埋めようと必死に前を追っていた」タイミングで段差に突っ込み、リム打ちによるパンク。

その後チームカーによるペーサーで集団の復帰を試みるも「1周ペーサーをしていても前との差が詰まらない」事で諦めさせた。平均時速45km/h前後で走る集団に対し、狭い農道や、緩い登りなどペーサーのメリットを十分に活かすには、相応の技術と経験が選手にも求められる。

小村は抜け出した選手に対し追走を試みるなどチャレンジをしていたが逃げに加わることはできなかった。

90分を過ぎて元ワールドチーム所属の選手+元プロコンを含む4名が約1分先行。1時間以上先行していたが、タルタレットがペースを上げ4名を吸収。最後は40名による集団スプリントとなり、タルタレットのThibau Verhofstadtが圧倒的な力の差で優勝した。

写真はThibau Verhofstadt選手のFBより

 

小村はラスト2周で遅れ、ラスト1周で降ろされた。フルラップ完走とはなっていないが、ラスト1周で2分の遅れだったにも関わらず、交通規制等で審判としては「降ろさざるを得なかった」という理由で配慮されリザルトは5分遅れの49位。

普段は車の侵入を禁止している農道区間を走る小村

 

小村コメント
「集団が割れたときに追走で加わるなど、レースを見て動くことはできたが、集中が切れた時に隙を作り、自分のポジションをブロックする事ができなかった。もっと長い時間持続できるように意識したい」


秋田コメント
「完走を目標に出走。前に上がったりポジションの位置取りはできたが、加減速で足を使ってしまった。ケルメスで完走を目標にするのではなく、もっと積極的に逃げに加わるなど動いていきたい」