Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #22 La Route des Geants (France UCI MJ1.1)

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Crédit photo James Odvart - DirectVelo.com

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Picture from DirectVelo

 

Start St Omer-Finish Ieper  121km AVS42.5k/h   132@start 100riders Finish


24th Fukuda Yoshiaki

42nd Roi Weinberg(ISR)


72th Kakizaki Eugene
DNF Kayama Hiryu
DNF Nakamura Tatsuyoshi

 

優勝はジュニア1年目のレムコ。翌年には世界チャンピオンになっている。ユーラシアメンバーとしてイスラエルのRoi Weinbergが参加。2022~はイスラエルプレミアテックのコンチネンタルチームに所属している。

 

前半は穏やかな平坦区間を走り、ベルギーの国境を越えた70km過ぎからいくつかの丘を越える。特に75km地点のBaneberg、85km地点のKemmelbergはU23ネイションズカップのGent-Wevelgemでも使われる丘で、後者は石畳で20%の勾配がある。114km地点でゴール地点を通過し、7kmの小周回を回ってフィニッシュとなる。

参加チームはベルギー10チーム、フランス、オランダが6チーム、ノルウェーのクラブチームやリトアニアのナショナルチーム等のエントリーがあり、ベルギー、オランダ、フランスの代表として活躍している選手のエントリーも10名以上あった。

序盤からアタックが繰り返され、ハードな展開が予想されたが、当日は風が無かった事もあり穏やかに進んだ。

常にアタックは繰り返されるものの、集団に引き戻され大きな集団のままレースは進む。本格的な登り区間を前に有力選手を中心にした10数名の先行グループができる。

蠣崎はここに反応するもあと一歩追い付く事ができずに逃げグループに加わる事はできなかった。

集団のペースも上がりその差は1分30秒以上開く事は無かった。

60km過ぎの狭い農道区間でメイン集団で大きな落車。ここで中村、香山が巻き込まれ、メイン集団に復帰する事はできなかった。

蠣崎は75km地点のBanebergで追撃を仕掛けるべく、ポジションを上げ、自分からアタック、追撃集団を数名で作る事ができたが、その後のKemmelbergで追撃集団から遅れ、集団に戻った。

追撃グループは先頭集団に追いつく事は無く、先頭集団は人数を8名に減らしながらもそのまま逃げ切った。追撃グループは先頭グループから遅れた選手を吸収しながら人数を増やしそのままフィニッシュした。

ゴール周回に入る前後で、メイン集団からアタックがあり第3グループが形成され、ここに福田が加わり24位でフィニッシュした。

メイン集団(第4グループ)は約70名の大きな集団となり、蠣崎は危険を回避するためにスプリントには加わらず無難にフィニッシュした。

総評
中村、香山は足には余裕があったが集団の前でポジションをキープする事が難しかったよ。結果的に大きな集団の後方で走る事が多く、落車を回避させる事が出来なかった。
楽して集団の前に位置取るのではなく、足を使ってでも位置取りを行う事の重要性を考えて欲しい。
福田はこれまでのサイクリングアカデミーの経験からポジションのキープは問題は無かったが、初めてのUCIレースと言う事もあり「完走すら出来ないのではないか?と言う不安もあり、前半は積極的に動く事はできなかった。しかし、中盤以降は足にも余裕があり、Kemmelbergでも集団の先頭付近でクリアしちょっと自信がでてきて、後半のアタックに繋げる事ができた」(福田)

蠣崎は勝ち逃げに反応しつつ、あと一歩で加わる事はできなかったが、冷静に追撃のグループを作ったり、レースの流れを変えるだけの走りを見せた。結果は本人も納得のいく結果ではないと思うが、自信を持って今後の欧州でのレースに臨んで欲しい。

Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #21 Kortemark-Edewalle U19

出走44名 7kmX12Laps 84km  AVS41.39k/h

1
VERCAMST Wesley
ACROG - BALEN BC JUNIOR
 
 
2 BLOUWE Louis
YOUNG CYCLING TEAM VZW JUNIOR
 
 
3 VANDEPITTE Nathan
INTEGRALE BICYCLE CLUB ISLE JOURDAIN JUNIOR
 
 
4 NAKAMURA Tatsuyoshi
TEAM EURASIA - IRC TIRE JUNIOR

16th Fukuda Yoshiaki
24th Kayama Hiryu

1周目から2名がアタック。約3周逃げ続ける。
4周目に2名が吸収されたタイミングで3名がアタック。
約20秒差で3名の追撃に中村が加わった。
逃げる3名との合流も確実と思われたのだが、3名の中で1名が先頭を引けなくなった事からペースを維持できず、メイン集団に吸収された。
その後3名も吸収され、小さなアタックが繰り返されるが集団に引き戻された。
ラスト2周にアクログの選手が単独でアタック。最後まで逃げ切った。

2位争いの集団スプリントは中村が3番目に入り4位に入賞した。
福田は週末のUCIレースに向けて前半の1時間だけ積極的に動き、後半の1時間は集団内でやり過ごした。
香山は積極的に動く気持ちでレースに臨み、アタックにも複数回反応するが逃げを決める事は出来なかった。

次のレースはいよいよUCIレース。生き残りをかけたサバイバルなレース展開が予想される。残された時間で準備を行いレースに臨みたい。



1周目から逃げた2名。体型がジュニアとは思えないほどしっかりとしている。
この辺のDNA的な成長のスピード(?)も日本人とは異なると思う。

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2名が吸収された後に集団を抜け出した3名

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追撃に中村が加わるが前を捕える事は出来なかった。

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ラスト2周を単独で逃げ切った。VERCAMST Wesley。今期UCI MJ1.1カテゴリのレースで一桁入賞4回。ベルギー代表として欧州選手権等にも参加している。

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2位以降は集団スプリントとなった。

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G.P.Marbriers (France UCI1.2)

160km 10kmX16Laps

1 DOMAGASLKI Karol ONE PRO CYCLING les 160 km en 3h38'09''
2 FERASSE Thiebault ARMEE DE TERRE
3 RAIBAUD Jimmy ARMEE DE TERRE
4 GUERIN Alexis VC ROUEN 76
5 PENVEN Clément CC NOGENT SUR OISE
6 SLATER Alistair JLT CONDOR

61 Shimizu Ohko  Team Eurasia - IRC TIRE

 

DNF 大町

DNF 花田

DNF 鳴海

DNF  Guy Weinberg


過去の展開を見ると最初の1時間が勝負と言われている。
ゴールは直線の下りから車がすれ違えないほどの道幅の狭い登り(約8%500m)がフィニッシュとなる。ゴールラインを超えた後の下りも道幅が狭く、テクニカルなコーナーが続いた後に別の登りがある。その後の横風区間などコース的にとても厳しいレイアウト。

ユーラシアで参加するのは3回目となる。過去には小森、小石、竹之内等の選手が完走しているが、U23ナショナルチームやBS アンカーの選手なども完走する事がとても厳しいレースである。

今回の目標はズバリ「完走」である。
このレースにおいて完走するためには、登坂力やスタミナ、スピードなどの体力的な要素以外にも、位置取りや集団が分断したときのアタックなど、様々なメンタル及び技術的な強さも求められる。過去の日本人選手の成績、現在のユーラシアの実力を見た場合、「完走」さえ危ういほど厳しいレースである。

1周目からハイペースで進み、2周目には14名の逃げができる。ここで集団がペースを落とすのがプロのレースで多い展開だが、距離が短い事と集団をコントロールするチームが現れない事で混沌とし、アタックが繰り返されペースは落ちない。

更に14名の中から7名が集団を抜け出し、最後まで逃げ切った。5年ほど前にイギリスナショナルチームメンバーで、ユーラシアの活動に参加していたアリ スレーターがJLT コンドールのメンバーとして参加し、先頭集団に残り6位に入賞した。1993年生まれのエリート2年目の選手だ。

ユーラシアのメンバーは大町、鳴海が1時間、花田は1時間半で下ろされた。
清水は集団に残り、アタックなどにも参加していたが、後半に割れた集団で後続に取り残され、61位で完走した。

清水 太己コメント
「ペースが速く、集団の前で位置取りすることも苦労した。しかし、レース中盤に気付いたらすでに集団は半分程度になっていた。
後半に入りアタックにも反応する余裕が出てきて動いていたが、ラスト3周に集団が分断した際は反応できなかった。
もっと足を残しておけば25位争いの集団に残れた可能性もあったので悔やまれると同時に、もっと実力をつけなくてはならないと感じた」

 

 

 

 

 

 



フィニシュの登りを終えた平坦区間の道路両脇にはテーブルを広げ、ランチとワインでレース観戦を楽しんでいるファンが多数いた。地元の人達にとって楽しみなイベントとなっている事は間違いない。この辺はベルギー人とレースに対する楽しみ方の違いを感じた。

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ブリヂストン アンカー RS8

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見慣れないチームにフランス人の写真収集家が集まる。

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スタート前のポディウム。一番右はイスラエルの選手。U23 1年目にしてTTチャンピオンらしい。ゲストとしてメンバーに加えたが落車で集団が分断されリタイヤとなった。

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フランスのチームから参加していた中村 選手。「最初の1時間が勝負だと思って最前列を取りました!」とやる気満々だったが、残念ながら1時間半でリタイヤとなった。

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lllllllDOMAGASLKI Karol ONE PRO CYCLING les 160 km en 3h38'09''
2 FERASSE Thiebault ARMEE DE TERRE
3 RAIBAUD Jimmy ARMEE DE TERRE
4 GUERIN Alexis VC ROUEN 76
5 PENVEN Clément CC NOGENT SUR OISE
6 SLATER Alistair JLT CONDORlll1 DOMAGASLKI Karol ONE PRO CYCLING les 160 km en 3h38'09''
2 FERASSE Thiebault ARMEE DE TERRE
3 RAIBAUD Jimmy ARMEE DE TERRE
4 GUERIN Alexis VC ROUEN 76
5 PENVEN Clément CC NOGENT SUR OISE
6 SLATER Alistair JLT CONDOR

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Team Eurasia - IRC TIRE Cycling Academy #20 Balegem U19

99.6km 8.3kmX13laps 39riders@start

24th Fukuda Yoshiaki
27th Kayama Hiryu
35th nakamura Tatsuyoshi

福田は前半から「逃げる気満々」で積極的に動いていた。
2年前の中学生の頃は
「スプリンターとして活躍したり、チームメイトのために働ける選手になりたい!」
と言っていた福田が自分から積極的に動いていくのを見ると、とても活き活きと走っているように思う。

2周目に福田が単独でアタック。それを追随する形で中村が集団から飛び出したがコーナーで単独で落車。幸い身体、自転車共に無事だったが、リタイヤに終わった。

香山は前半は前日の疲労もあり、集団の後方で走る事が多くリタイヤとなる。

福田は集団に吸収されては攻撃的な走りを続け、レース中盤に5名で集団を抜け出した。一時は集団から30秒近く先行し、とても有効なエスケープグループに見えたが、1周半で集団に吸収された。
その後は集団の後方で走る事が多くなり数名で後続集団に取り残され、ラスト2周で降ろされてしまった。


 

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#18 West Vlaanderen Cycling Tour Day3 U17 #19 Helkijn U19

#18 ウェストフランデレンサイクリングツアー最終日。
ポイント賞やボーナスタイムを狙った展開でアタックが起きるが大きなリードを奪う事はできずに終始集団で進む。

ラスト5kmで津田、ベルギーチャンピオン、ベルギー人の3名が集団を飛び出すがラスト200mで集団に吸収された。

長田はチェン外れ(チェンがトップ側に落ちる)が2回あったものの、チームカーの隊列を利用しながら復帰する事ができた。初日にも同じトラブルが起きたが、このときは車の隊列の利用の仕方が上手く行う事ができずにかなり「損」してしまったが、今日は一般的なベルギー選手並みに上手く利用する事ができた。

欧州と日本のレースの違いは多々あるが、車の隊列の利用の仕方もその一つ。
多くの経験者が運転するチームカーの動きを予測しながら効率よく集団に復帰する経験は日本では得る事のできない経験となったはずだ。

竹内、古林もメイン集団でフィニッシュ。


リザルトはまだ出ていないので出たらレポートの編集を行います。



スタート前、経験豊富なベルギー人マッサージャーからマッサージを受ける竹内

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出走サインを行う古林

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ギアチェックを行う長田

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急遽16トップとする必要があったため、トップ側2枚を外しスペーサーで調整した。トップのスプロケットとフレームのエンドの隙間が大きく、段差等で衝撃を受けるとチェンが外れることが計3回起きた。全て長田に発生したが、車の隊列等を抜ける上で必要なテクニック、手段等を経験する事ができたのは良かったと思う。

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ジャパニーズチャンピオンとしてコールされ、最前列からスタートする津田。

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#19 Helkijn U19
1周目に10名が飛び出し、最後まで逃げ切られてしまった。
中村はスタート直後は集団の密度が高く、スピードも速かったため前に上がる事はできなかったが、集団から単独でアタック。先にアタックしていた2名と合流、更に数名が後続から合流し7名の集団を形成。先頭集団には追いつかなかったものの、メイン集団からは逃げ切り14位でフィニッシュした(-2Laps)。

福田は21位、香山は32位だった。
ジュニアは明日もレースです。



#16 #17West Vlaanderen Cycling Tour Day2

Stage2-1  Bellegem 60km
2名が集団から抜け出し40秒先行してフィニッシュ。アカデミーの4名はメイン集団で完走した。

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Stage2-2  Wielsbeke 6.1km Team Time Trial
試走でどこから風が吹き、ドラフティングの際に右に付いたほうがよいのか、左に付いたほうがよいのか、真後ろが良いのか事前に考えながら試走を行った。
本番では津田がペースを作り、4名が揃ってフィニッシュした。
優勝したベルギーのクラブチームからは35秒遅れ、USAナショナルチームから25秒遅れ、24チーム中16位は数値的には良くは見えないかもしれないが、オランダ、ベルギーのトップ選手達を相手に健闘した。

明日はツアーの最終レース・・・と共にU17の最終レース。思い切り戦ってきて欲しい!

 

 

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