Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Torophee Van Oost-Vlaanderen U23 Day1 Pollare

1 VAN HERCK Glen BEL
MIXTE 2 JARFACE - JONGE RAKKERS U23
 
2 HAELTERMAN GlenBEL
BAGUET - M.I.B.A. - INDULEK - DERITO CYCLING TEAM U23

3 VANACKER BjarneBEL
EFC-L&R-VULSTEKE

12 HANADA Kiyomasa JPN
TEAM EURASIA IRC TIRE

15 OMACHI Kento  JPN
TEAM EURASIA IRC TIRE

69 Narumi Soh
DNF Takiyama Riku
DNF Yoshioka Takuya
DNF Suzuki Shiryu


今大会が初開催となるU23によるワンデイレースの2連戦。
2日間完走した選手上位10名にポイントが与えられポイント賞が付く。また上位3名により各日チーム成績があり、2日間の総合で上位10チームには「チーム総合成績」が与えられる。

初日は28.6kmの大きな周回を3周回った後に11.8kmの小周回を5周。計143.2km
大きな周回にはデロンドで有名な石畳の登り「ボスベルグ」があり、ゴール前は約8%ん登りで800mある。レースによる獲得標高は約1000m。

序盤からアタックが繰り返され小さなエスケープは起きるが決定的なものは決まらないまま約2時間が進む。大周回3回目のボスベルグを超えた横風の平坦区間で19名が選考。
ユーラシアからは誰も加わる事はできなかった。

前も人数が多くペースが上がらなかった事と、集団ではロットソウダルU23が4名で追った事で、最終回に振り出しに戻った。

勝負は約60人の集団のまま最後の登りに持ち込まれ、花田が12位、大町が15位でフィニッシュした。


数字的には良い結果であったがレースの内容は「何も出来ないまま終わった」レースであり、課題も残ったれーすであった。

ロットU23の選手は1人のエースの為に全開でおったものの、エースの最上位は17位。結果的には失敗したが、レースを大きく動かしたのは「脚力」もそうだが「意識」も差をつけられていると感じた。
 

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Hooglede

出走80人中、花田の32位(-2Lap)が最高だった。
中一日のレースだったので疲労が抜けているか心配していたが、案の定良いところ無く終わってしまった。


32nd Hanada Kiyomasa
DNF Narumi
DNF Takiyama
DNF Yoshioka
DNF Suzuki
DNF Shimizu
DNF Omachi



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スタート後30分程度で遅れてしまった大町。一発の強さはあるが、今後はステージレースや連戦でも走れる身体作りをしていかなくてはならない。




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32位で完走した花田は会場の往復を自走で走り160kmを走った。練習量も「普通」にしっかりとこなしている。



Heule

1周目からのアタックに清水、大町、花田等が反応していく。
4周目に集団から14名が抜け出し、そこに大町も加わった。先頭グループはレース後半のアタックにより分断されたが最後まで逃げ切り、大町は10位でフィニッシュした。

大町はこれまでも何度か集団を抜け出す動きは出来ていたが、勝ち逃げに乗ったのは初めてであり、元プロ3名を含む有力選手たちとのエスケープはとても大きな経験となった。

後続の集団では鳴海が追走に加わり25位でフィニッシュ。この追走には鈴木も反応したが千切れてしまった。

後続のメイン集団からは清水、花田、吉岡が抜け出した残り1周で下ろされてしまった。

 


以下 大町 健斗によるレポートです。
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天気 曇り 気温 やや寒い
風は普通
展開 スタートしていつも以上にアタック合戦になる。自分もアタックに行ったりして加わるが上手く決まらない。

4周目に数人が抜け出し、その後ろで追走の動きがあったので、自分もすかさず反応する。数人に自分達の追走が追いつき、飛び出して半周程過ぎた辺りで後ろを確認すると視界には入らないぐらい開いている事を知る。14人で回り始めるが上手く回らない。だが、スピードが落ちることなくアタック合戦になる。上がったり下がったりが続き遅れまいと必死にしがみつく。そして残り8周ぐらいから上手く回り始めたので次の動きに注意しながら回る。そして残り5周でアタック合戦になり、3人が先頭集団から飛び出す。その後更に4人の追走が飛び出すも脚がいっぱいで反応することが出来ず、そのまま残ったメンバーでゴールを目指すが残り2kmぐらいで1人飛び出していく。そしてそのまま捕まえることが出来ずに4人でスプリントしその集団で2着でゴールした。

良かった点 目標であった逃げに乗ることができた点

悪かった点 終盤のゴールに向けての動きに反応出来なかった点

感想 やっとアルデンヌチャレンジの前の調子が良かった時ぐらいまでに戻ったなと思った。次のレースでも更に前に一歩踏み出す為にもアタック合戦に参加し、アタックを撃って積極的に行きたいと思う。
ベルギーのケルメスのような道幅が狭くコーナーの多いコースでは、コーナーの立ち上がりIRCのアスピーテウエットはスピードを殺すこと無く、立ち上がりで楽に前の選手に合わせる事ができました。本当に助かりました。

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レース前。更衣室でレースの準備を整える。



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追走に加わったが遅れてしまった鈴木 史竜。今後も積極的なレースを期待したい。


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横風区間でエシュロンを組む先頭集団。

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逃げる14名の追走集団を作る鳴海。



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ラスト3周でアタックするJoren Touquet。昨年までの3年間 コンチネンタルチームに所属していた。このアタックで3名が抜け出す。

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後続のメイン集団から抜け出した花田、吉岡、清水。清水は遠慮せずにもっとガンガン攻めて欲しい。吉岡は今回初めて集団からの抜け出しに成功した。今後も失敗を恐れずに積極的な走りを期待している。

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10位でフィニッシュした大町。

 

Kortenaken

31st  Omachi
99th  Yoshioka
132nd Shimizu
134th Suzuki
143rd Hanada

12kmX10=120km 169riders@start
鳴海、瀧山は体調不良のためレースを辞退した。
各選手、積極的に動いたが、序盤の18名の逃げには誰も加わる事は出来なかった。
最終的にこの18名は吸収され、レース後半には振り出しに戻ったが、ラスト2周でドロン ボリスが単独でアタック。そのまま逃げ切った。
後続はラスト2kmで数名のアタックがあり花田も反応するが付いて行く力が無かった。
結果は出なかったもののU23 1年目としては大健闘である。
以下 花田によるレポート


KORTENAKEN 143位 (目標) 逃げに乗る (レースレポート) 1周12kmを10周。全体的に流れるコースであるが、所々横風の影響もありホームストレートに入る前の緩い登りは向かい風であった。 スタートして6km 地点の鋭角コーナーを過ぎて4人が抜け出しその直後自分を含む数人が抜け出るも、1周を完了する前に吸収された。そのカウンターで18人が抜け出し先行する形に。この逃げはレースの残り半分を過ぎた辺りで吸収した。残り2周からペースが上がり抜け出しを試みる選手達のアタック合戦に。そんな中残り1周に入る前にBoris選手が1人飛び出しそのまま逃げきった。自分は残り2kmで2人が飛び出した後に単独で追走したが追い付けず、最終コーナー手前で集団に吸収され集団から遅れゴールした。

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最終周回に入りポジションをあげる花田


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優勝したボリスはアルデンチャレンジで区間2勝。昨年までプロコンチネンタルチームのワンティで走っていた選手だ。





Masnieres (Fr1,2,3,Jr.)

6.5kmX20=130km フランスの1,2,3,Jr.のカテゴリー。エントリーは約60名。
周回コース上にスタート後500mで約50m緩く登り、その後横風の農道区間があり、ゴール前はまた緩く登っている。


第1カテゴリーの選手は全体の半分以下でレベル的に高いレースではなく、清水、鳴海、大町、花田には入賞を意識してチーム内での連携についてレース前に確認を行った。

風が強く、強い選手と弱い選手の差が大きいのでレース序盤からレースが動いてくる事は、レース前に確認していたのだが、1周目に決まった11名の先頭グループに誰も加わる事が出来なかった。

そして約20名の追走にもゼロ。

第3集団に鳴海が加わり、第4集団に鈴木、花田、吉岡、瀧山が加わり、清水、大町は早々にリタイヤと言う情けない結果に終わった。

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HERNE

HERNE    114km
 
1 WARD Tanner  USA
2 GHYS Robbe BEL LOTTO SOUDAL U23
3 SEFA Ylber  ALB
 
46th OMACHI Kento
78th HANADA Kiyomasa
94th NARUMI Soh
 
DNF YOSHIOKA Takuya
DNF TAKIYAMA Riku
DNF SUZUKI Shiryu
 
1周8.4kmの周回を14周。コース上には緩い丘が2箇所あり、コースも狭く、横風区間も短いながらあった。出走は146名と多く意外と集団で流れるコースだった。
2周目に4名が抜け出し、メンバーを入れ替えながら最後まで逃げ切った。
ラスト3周で追撃ができ、鳴海が反応したが千切れてしまった。
花田は要所で積極的な動きを見せ、何度か先行グループに加わるも「当たりくじ」を引き当てる事は出来なかった。厳しい言い方をすれば反応しても逃げに加わる事が出来ないのはそれなりに花田自身にも「課題」があるからだが(例えば・・・レース展開を冷静に見れていない、スピードが足りない等々)、どれも「決まってもおかしくない、絶好のタイミング」でっあったことを考えれば、とても収穫の多いレースだった。

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2012年までの10年間をプロツアーで戦っていた Kevin Van Impe(左)。1周目からアタックに出る。

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2周目に起きたアタックを基点に先頭集団の4名が構成される。

 
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3周目には先頭の4名を追う動きが活発化。花田も反応する。出走約150名のレースにおいては集団の前に出てアタックをする事すら容易な事ではない。一時は決定的と思われる10名の追撃にも加わったが振り出しに戻されてしまった。

 

 

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一時は集団との差を30秒以内まで詰められ、吸収される事も想定されたが、4名は最後まで逃げ切った。

花田 聖誠のレポート
4月26日 HERNE
(目標) 逃げに乗る

(レースレポート)
スタート後、最初の一時間は前に上がっては下がっては繰り返し、一時間を過ぎた辺りから展開に反応できるポジションに位置付ける事が出来た。 途中抜け出しては吸収されての繰り返しが続いたものの、残り40kmを残し最初の丘で抜け出しを試みると10人程で抜け出す形になり、このままゴールまで行けてもおかしくないような逃げが形成されたが、後ろからブリッジしてきた10人程が合流してからローテーションが回らなくなり1周過ぎた辺りで吸収されてしまった。その次の周にあった逃げが追撃グループを形成し、自分は最後まで集団に残された形でゴールした。
結果的に逃げを決められなかったのは悔しかったですが、しっかり動けたのは良かったと思います。
次回のレースは3日後のフランス123Jr。失敗を恐れずに動いていきます。










 

Wevelgem

DNF YOSHIOKA
DNF SUZUKI
DNF TAKIYAMA
DNF HANADA

花田はまだアルデンヌの疲労が抜け切っていない事を考慮して「1時間だけ走る」事を前提に出走した。
止める事を前提に出走する事に賛否の意見があると思いますが、もし高強度のトレーニングを予定していて、同日にレースがあるならばレースを走った方が良いと考えています。
普段出来ないような「思い切ったこと」をチャレンジできるし、集団の中で走る事でスキルアップにもなります。
ただし、想定以上に「追い込み過ぎてしまう」事もあるので、第3者がブレーキをかける必要があると思います。

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