Team Eurasia-iRC TIRE

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サイクリングアカデミー#11 Lauwe U19

Lauwe U19  

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コースは一周


 6.2kmの周回コースを 15周。コース内にはアウターで行けてしまう緩い上り区間が2箇所ある。

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出走前にギアチェックが抜き打ちで行われる場合がある。


相変わらずスタート直後からアタックの応酬が始まる。3周目にはで9名が先行する。そこにサイクリングアカデミーの津田、西本、留目の3名、高体連選抜から1名が加わる。ベルギー人選手は優勝候補に名前の挙がっている選手が2名加わっており、とても有力な逃げグループが形成され、メイン集団に約30秒先行する。

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9名のエスケープに津田、留目、西本が加わり、ベルギー選手も1,2位の選手を含め有力メンバーが加わっていた。戦略的な経験が足りていなかった。



5周目留目が単独でアタック。残り10周あること、逃げグループとメイン集団とのタイムギャップも30秒以内であることを考えると単独で飛び出すのはあまりに早過ぎで、無謀でもある。「まだ早い、集団に戻れ」と指示を出した直後にコーナーで落車しリタイヤとなった。

津田、西本を含めたエスケープグループは留目が飛び出したことで、津田と西本は押さえに入ってしまい、ペースが落ち、メイン集団に吸収された。

その後、7名の先頭集団が形成されサイクリングアカデミーからは誰も加わる事はできなかった。
津田は体調不良によりリタイヤ。西本はメイン集団から遅れ、川崎はメイン集団で16位でフィニッシュした。

3周目に形成されたエスケープグループはベルギー人の有力メンバーも加わっていた(1位、2位、5位)。その逃げグループで逃げを潰す様な「アタック」をしてしまったのはとても残念だった。

積極的な気持ちは買いたいが、逃げ切る可能性の高いエスケープグループを自分たちで潰してしまったのは惜しかった。多分、また同じ失敗は繰り返すと思うのだが、経験を積む中でより早く「レース展開の組み立て方」を吸収して欲しい。

またこのレースには高体連選抜チームも参加しており、後半の7名の勝ち逃げに3名を送り込んだ。一方、連戦となったサイクリングアカデミーは川崎のみが16位完走だった。選手たちは口にしなかったが前日の疲労が残っているのだと思う。疲労回復に努め、週末のUCIレースに備えたい。

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7名の勝ち逃げに3名を送り込んだ高体連選抜チーム。積極的なレースが結果を生んだ。

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Diel Vergote昨年はジュニア1年目で4勝している。今年2勝目をあげた(その後、このレースを含め3連勝した)。