U17 Izegem-Kachtem
70riders at Start.69.6km
4th Kakizaki Eugene
24th Abiko Muneyoshi
26th Onodera Kei
DNF(38th) Yamagishi Daichi
DNF(52nd) Shiraishi Hikaru
DNF(63rd) Fukuda Yoshiaki
蠣崎(EQARDS)がスタート後約10kmで飛び出した。2名によるエスケープは「泳がされるのでは?」と言うリスクと不安があったが、メイン集団からベルギーチャンピオン+ウェストフランドル地方チャンピオンを含む豪華な3名が追走し、5名の逃げが決まった。メイン集団では安彦、小野寺が何の指示が無いにもかかわらず、蠣崎のエスケープをアシスト。大きく貢献した。
蠣崎は優勝を逃し悔しい思いをしたが、自らレースを作り最後まで残った事で実力をアピールした。
GP DES CARRIERES - KERMESSE DU CAYOTEU U19
2nd Omachi Kento
前半からアタックが繰り返され、大町にとっては厳しい展開で前半は集団後方で待機している事が多かった。少人数が抜け出すものの吸収される事を繰り返す。ラスト15kmで12名が集団から抜け出す事に成功。ここに大町が加わる。この12名に約10名が加わり人数を増やしたがラスト1kmで飛び出した4名に大町が加わり、最後まで逃げ切った。スプリントで優勝を逃し悔しい結果だった。
日本では「逃げる」大町の走りを、結果が出ない場合でも「失敗」と考えた事は無かったし、それは本人にも伝えてきた。「思い切り走る」べきである。しかしベルギーに来てからは、レースの流れを「見て」、「判断し」、「来るときまで待つ」事を指導してきた。要するに「賢いはしりとは?」を考えさせている。それはセコイとは違うし、卑怯とも違う。短絡的に「ゴールスプリント」と決め込んで待たせる事とも違う。
サイクリングアカデミーで水谷や小野、大町達の走りについて皆で「勝つ為のレース」を考えて実践した事を今後のキャリアの中で活かして欲しい。
U23の選手が3年かかることを彼らは2週間で経験している事は大きなアドバンテージなるはずだ。
Japanナショナルチームが参加していたカナダで行われていたツールドラビティビにも参加していたSPIN。レースをコントロールしていたものの3位だった。
アタックは繰り返されるものの逃げは決まらない。集団の疲れが見え始めたラスト15kmで抜け出した12名に大町が加わった。
Rumbeke
7th Takenouchi Yu
14th Amagoi Tatsuki
DNF Higuchi Takaaki
Last 2km, Bunch Sprint for 6th prize.
竹之内(ピンクのバイク+VeranClassic の黒×緑のジャージ)は踏むところで一気に前に進み良いポジションを得ている。6位争いの集団の中では2位に入った。雨乞は集団の中の位置取りはうまいが躊躇しているように感じたのだが、話を聞くと足がいっぱいで踏んで前に出ることができなかったらしい。
6位争いのゴールスプリントラスト2kmの映像です。ラスト700mくらいの最終コーナー手前で目の前から竹之内がインから攻めて前にポジションを上げたのに対し、ここで躊躇してしまったのが惜しい・・・
竹之内 悠選手による解説
先週末のRumbekeの集団スプリントの映像です。ぼくがチラチラ映ってます!白いシューズカバーでピンクのバイクが僕です。映像の始まりは軽い丘を登ったあとのゆるいくだり坂。なので、みんなへばり気味。そのあとの「カーブのきつい最終右コーナー」からゴールまでは下り基調。
「カーブのきつい最終右コーナー」の時のポジションが大事。
僕はチームメイト三人で曲がって、位置を確保。この並びはたまたま。数の利。また、コーナーの入りで少し右のインよりに入ってラインを閉めてインから強引に割り込む選手を閉めだしてます。そのあとはゴールまでは直感で流れ作業。
レースレポート By 雨乞
前回と同じ街での開催だったがコースは変更され1周4キロ程だったが緩い登りと風も合わさってなかなかきついコースだ。
朝起きた段階から身体が火照り、疲れが取れていないのかただ単に怠いだけなのか、という状態だったがレーススタートした段階でも疲労感があり軽い脱水か熱中症といったところか。
スタートから2.3周は集団の後方で身体を慣らす感じで走行、集団が横に広がったタイミングアタックに加われるようポジショニングし細かいペースアップ、動きに反応していくがいつものキレが無く自分からアタックして逃げをつくるのではなく誰かのアタックに乗っていく方向にシフト、レース前半から1周近く集団から抜け出すことはあってもそれ以上続く逃げがなかなか決まらない、この日は逃げが決まらない、、といった雰囲気はあったものの、ふとした瞬間にギャップが生まれ、決まってしまうことも多々あるので出来る限り反応若しくは追走することにした
だがレース全体を通して動くことは多かったがやはりキレがなく中途半端になる事も多く難しくきつい展開になり終盤にかかったアタックにも反応出来る位置にはいたが反応出来ずに6位争いのスプリントになりそうだったがスプリントより抜け出すことを考え走ったが当然集団はそれを許さず最終周へ、スプリントする気があまりなかったのだが、6位争いのスプリントなので位置取りが緩く感じたので、そこまで気張らないながらある程度の位置取りをし集団の7.8番手でフィニッシュ14位となった。レース中にも不味いなと感じていた点がレース後の検証でも改善すべき点として見つかり
コンディションの良し悪し関係なくそういった傾向にあったのでこれを改善するだけでも大きくレースの展開が変わることがあると思う、これ以外にも改善すべきことはあるが次回、直ぐにでも実行したいと思う。
雨乞 竜己