Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Team Eurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミー♯24 U19 Ruiselede

出走52名 87.1㎞ AVS43.19k/h

12位 安川尚吾
34位 新藤想真 

 

 

新藤にとって最後のレース

強い選手がチームメイトにいる事は位置取りでも目標となり刺激になっている

1周目から打ち合いが続いたのちに道が狭くなる区間で3名が逃げる。安川はこれを認識していたが「3名だしどうしよう…」と思っているうちに差が開いてしまった。

1周目に決まった3名の逃げ

 

 

 

安川は3名に加わる事より追走集団に加わる事を考え、レースを半分終えたころに4名で抜け出した。この追走は後に10名ほどが加わり10数名の追走集団となり、最終周回に3名を捕らえた。
安川は逃げ集団を作る事に足を使い、スプリントする余力が残っておらず12位でレースを終えたが前回のレースから続いて「逃げに加わり」「最後まで逃げ切った」事に大きな成長を感じた。残るレースは2つ。頑張って欲しい。

新藤は最終レースとなり、メイン集団でフィニッシュした。「ラインを意識して走った」という通り、集団内でも比較的余裕を持って走れていた。いままでレース中の集団走行ではラインを意識したことは無かったようなので、今後の日本のレースでも活かし、センスを磨いてほしい。

安川を含む4名が追走集団を形成

 

Team Eurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミーKortemark #22 U17 #23 U19

U17
出走21人 AVS37.59k/h
8位 中島
DNF伊藤

出走が21名と少ないが途中一か所ある短い登りではスプリント賞が設定されており、毎周回ペースが上がり選手たちを苦しめた。
U17の選手たちは前日のVichteのレースに続く2連戦となり伊藤は疲労があり、集団から遅れリタイヤとなった。
レース序盤に4名が先行し最後まで逃げ行った。5位争いのメイン集団は人数を減らしながら進み中島が最後まで残り8位でフィニッシュした。

U19
出走52名 AVS42.94k/h 
10位 安川
47位 新藤想真

平均時速がU17と比べて5k以上速いが、それは見ていても一目瞭然だった。

序盤からのアタックに安川も反応していたが、8名のエスケープには加わる事ができなかった。しかし、追走に加わる(作る)意識を持ち続け4名で抜け出し、更に小人数が加わり9名のエスケープに加わった。エスケープグループは6名まで人数を減らしながらも最後まで逃げ切った。安川を含む7位争いの追走集団は最終周回によるアタックで分断され安川は10位でフィニッシュした。
U17からアカデミーに参加して3年目となり、これまでトップテンは果たしていたが、追走とはいえ集団から抜け出してのトップ10は大きな意義がある。残るレースも期待したい。
新藤は初めてのフルラップ完走となった。レースを重ねる毎に集団内での走り方に改善が見られ、追走集団が決まった後の約30名のメイン集団で先頭を走る事もあった。残るレースもあと僅かだが、次はチャンスを見て逃げに加わる事もチャレンジして欲しい。

Team Eurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミー #21 Vichte U17

出走39名 67㎞ AVS38.22k/h

9位伊藤
DNF中島

中島は1周目に集団から遅れたものの、集団のペースが落ちたこともあり2周目に集団に復帰した。しかし、3周目に遅れリタイヤとなった。
伊藤は約40名の集団内でポジションを下げても戻す動きができており大きく改善している。
毎周回周回賞10ユーロがあり、その都度ペースが上がるも大きな逃げには繋がらず、最後は27名の集団スプリントとなり伊藤が9位に入賞した。

集団内でのドラフティングが出来ていない中島

集団内での位置取りに改善が見えてきた伊藤




 

TeamEurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミー #20 Haasdonk U19

出走122人 85㎞ AVS44.17k/h
76位 安川尚吾
DNF 新藤想真

エントリー数が多かったが風は弱く集団で流れるレースとなった。
毎周回設定された周回賞(賞金=現金)を狙って細かいアタックは常にあるものの、集団は崩れる事は無く最後は86名でのゴールスプリントとなった。

安川も逃げに加わる事を目標に積極的に動いたが決める事は出来ずに、最後はスプリントを行う余力もなく集団後方でフィニッシュした。

新藤はこれまで一度 下げてしまったポジションを戻すことが難しかったが、今回は戻したり、そのポジションをキープする事に大きな向上が見られた。
新藤コメント「常にペースが速く付いていくので精一杯だったが、道が狭いエリアで前に上がったり、集団内でラインを見てポジションをキープするコツを少し感じる事ができた。腰が痛いのと足がいっぱいで遅れてしまったが次回は集団内の位置取りを意識しつつフルラップ完走を目指したい」




ポジションを下げても戻す動きが出来るようになった新藤

積極的に動いた安川

ウェストヴランデレンサイクリングツアーU17

出走119名 距離63㎞
39位 橋川楽

ベルギーのクラブチームに所属する橋川楽がウェストヴランデレンサイクリングツアーに参加した。U17による3日間のステージレースだ。
昨年はTeam Eurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミーとしてチームに参加したが、今年は参加が叶わなかった。

3日前にレースで落車し集団走行に若干の不安があった事と、路面がウェットだったことから空気圧は4.75barに設定した。
実力の揃った集団は常にアタックが繰り返されるも崩れる事は無く、集団スプリントとなった。橋川は常に余裕を持って走りメイン集団で1日目を完走した。



Team Eurasia-iRC TIRE サイクリングアカデミー ELST #18 U17 #19 U19

U17 
伊藤 DNF
中島 DNF
緩い登りのあるコースで道幅が狭く1周目からペースが上がり遅れる選手が出た。
中島も1周目に遅れてリタイヤ。
伊藤は2周目に5名で遅れるもメイン集団はペースを落とすことなく追いつくことはできなかった。

メイン集団を追走する伊藤

集団から遅れながらも前を追う中島


U19
安川 DNF
新藤想真 DNF

U17と一部コースが異なり、約1㎞の石畳区間が含まれた。
新藤は走行中の映像からハンドリングスキルはあるものの、集団内の流れるラインの見極めや隙間を作らない位置取りなど多くの日本人が苦手とする事に直面していた。
新藤は「積極的に前に上がろうと意識」し、石畳の入り口でベルギー人の罵声を浴びながらも3番で進入。MTBやシクロクロスも参戦する新藤は石畳区間でもポジションを落とすことなくクリアしたが、石畳の出口でパンクに気付きリタイヤとなった。
後に確認すると石畳からの衝撃によるリム打ちだった。

安川はスタート位置が後ろとなり、慣れない石畳で力を使い前に上がる余力が無く、3周目に遅れてしまった。地力があり、位置取りもうまく走れる安川には珍しく序盤DNFとなったが、石畳は普段使わないスキル、筋肉が必要である事をあらためて認識した。

 

 

石畳の走り方に対応できなかったジュニアの安川