Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

iRC TIRE チャレンジ 第6回 Richmond  2015 UCI Worlds Course

6週間にわたって開催されたiRC TIRE チャレンジも今回で最終回となる。
総合成績ではこれまで3勝している留目(EQADS)が2位の鳥海(Team EURASIA-iRC TIRE)に1.1ポイント差を付けており、圧倒的に有利な位置にいるが、鳥海もここ数レースはコンディションを上げており区間優勝を絶対条件に、各賞を取る事で僅かに逆転のチャンスも残されている。

5分のニュートラリゼーションのあとスタート。直後のスプリント賞では加藤と留目がが積極的に取りに行き加藤が一位通過。

約20人ほどの集団のまま12㎞地点の山岳ポイント入口へ。
600m 平均勾配6.4%の山岳ポイントでは湯浅がペースを上げ鳥海と先行する。
このペースアップで集団は8名に絞られた。
メンバーは
カトウ
トドメ
ユアサ
トリウミ
キムラ
イシイ
ヨシオカ(ユウタロウ)
ウワノ
しかし、ウワノはフィニッシュ地点の登りで遅れてしまい後続の集団に吸収された。
先頭集団は7名。2周目のスプリントポイントでウワノがカトウのタイムを更新。暫定でスプリント賞1位となる。
2回目の山岳ポイントではキムラが下からペースを上げ、更にカトウがペースを上げカトウ、キムラ、トリウミの3名に絞る。

最終周回のフィニッシュ地点通過時は4位争いの第2グループに約30秒のギャップを作る。第2グループにはトドメのチームメイトでもあるユアサ(EQADS)がおり、ユアサが先頭を引き続けているのが印象的だった。ステージレースで個人総合のエースが遅れた場合のセオリー通りの役割であるが、それをZwiftで再現できるのは実際のレースにおいても大いに役立つはずだ。

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トドメを引き連れて、4位争いの第2グループの先頭を引き続けるユアサ。ピンクのウェアと通称トロンバイクはユアサの代名詞!

ラスト1500m 約600m 10%の 23rd Streetではキムラがペースを上げ、そのまま5秒先行する。

トリウミが追走しラスト200mで吸収するとそのまま先頭でフィニッシュした。2位にキムラ。3位にカトウ。
総合ではトドメが区間成績6位で0.4ポイントを獲得し、総合優勝を決めた。2位はトリウミ。3位は前回優勝のウワノ。スプリント賞でポイントを獲得していなければ、カトウに逆転を許す事になっていた。2周目のスプリント賞は取りに行って大正解だった。
カトウは個人総合3位を逃し残念だったかもしれないが、区間優勝がかかっていた状況では本気でポイントの獲得に動くのは難しかったかもしれない(区間優勝の確率を落としてでも3回目のスプリントでウワノのタイムを更新し、個人総合3位を狙うという選択肢もあったが個人総合3位or4位を狙うよりも先ずは勝つ事を優先させた事は大事な決断だったと思う。)結果的には区間優勝も逃し、総合3位も逃す事になったが、それでも、今回のレースを作ったのはカトウ リョウである事は間違いない。今回の経験を自信とし、今後の活躍を期待したい。

パティスリアサコイワヤナギ賞は2周目の登りでペースを上げ3人の逃げのきっかけを作り、ラスト2㎞から飛び出したキムラ ジュンキ選手。

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今回のレースは特に見所が多くEレースの可能性を感じさせるレースでした!
入賞した皆さんおめでとうございます!

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区間成績

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総合成績

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KOM 及びSPRINTの総合成績

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