iRC TIRE チャレンジ 第2シリーズAマッチ第1回
コースはヨークシャーの世界選手権コースを3周 44.4㎞。各周回にスプリント賞と山岳賞が設定されている。
5分のニュートラル区間を終えて、集団は一気にペースを上げてスタート後3分で9名に絞られる。
メンバーは以下の9名
テラサワ (Eurasia)
トリウミ (Eurasia)
サトウ (Komazawa)
イザワ (Kanoya)
イツザキ(Sakai HS)
ワタヌキ(Sanremo)
ツイシ (Chuo)
カトウ(Tokyo-Tech)
イナダ(Aichi Univ)
9㎞地点の1回目の登りではトリウミがペースを上げKOMを獲得。このペースアップでカトウ、トリウミが抜け出し、僅か数秒遅れでツイシが続き、下りと平坦を利用し先頭の2名に合流した。
後続はテラサワ、ワタヌキとイザワが数秒遅れで先頭の3名を追った。
その後の緩い登りでワタヌキとイザワが先頭に合流し先頭集団は5名に。
やがてここからツイシが遅れ4名となる。
2周目に入りワタヌキが単独で抜け出し、最高で4秒先行するが後に吸収。
2回目のKOMではカトウがペースを上げ1周目のKOMでトリウミが記録したタイムより0.4秒遅れで通過。そのまま独走態勢を築き15秒先行した。
ラスト1周にはいるところで2位グループにいたワタヌキが単独で抜け出しカトウを追走し合流。2名が最後まで逃げ切りをきめた。
ラスト2㎞くらいからは2名共に牽制状態に入り3W/Kg 前後で進む。
ラスト1.5㎞。先にアタックしたのはワタヌキ。しかしカトウがすぐに反応し、カウンターでそのまま先行。最後まで逃げ切りカトウが優勝した。
第1シリーズでは積極的な走りと力強さを見せていたカトウだがiRC TIRE チャレンジは初優勝。
おめでとう!
2位に入ったワタヌキはまだU17.積極性もあり、敢闘賞を獲得。
KOMはトリウミ、カトウが2位。
スプリントはイツザキが1位通過、ツイシが2位。
イツザキは完走タイム12%ルールギリギリでフィニッシュし、かろうじてポイントを獲得した。
スタート後3分のペースアップで遅れたババが最後まで粘り5位に入賞。
一方で途中KOMで先頭から遅れながら、単独で追い付き先頭集団で走っていたツイシが9位まで順位を落とした。両者とも結果は異なるが諦めずに最後まで粘る心意気はインターネットの画面越しでも伝わってきた。
次回のAマッチは2週間後となるが また「心意気」の伝わる走りを期待しています!
がらぱチャンネルによるレース映像はこちらから↓