Team Eurasia - IRC TIRE サイクリングアカデミー U17#22 Bury
GRAND PRIX ADOLPHE TAHON
64.000km (8 tours de 8 km)01:42:51
1 TSUDA YUGI
2 VANDENBROUCKE BENJAMIN
3 DE ZUTTER JONAS
スタート前に「3日前のレースで優勝し、マークがより厳しくなっているハズなので、慎重にON OFF切り替えながら行くように」指示をした。
スタート後30分は時間は不気味なくらいに静かに集団のままレースは進んだが、45分を過ぎた頃に津田のアタックを起点に7名の選手が集団から抜け出す。
しかし、津田の強さを警戒する集団はうまく歩調を合わせずに、津田が「回れよ!」と静かにアピール。
クールな15歳だ。
「前回のレースは2人で抜け出し最後も独走勝利とは言い難かった内容だったので、今回は独走で勝ちたかった」
7名でのエスケープ中に「自分が一番強い」と確信した津田はラスト2周(ラスト15km)からアタック。
冷静に考えれば「ラスト15km」確実に勝つにはまだ早いと感じるが、ロードレースは格闘技であり、相手に如何にダメージを負わせて勝つか?勝ち方まで問われる競技であり、本能的に戦えるか?が問われる。ボクシングで言えば多くのボクサーは「判定よりもKOで勝ちたい」と言う心理と同じである。
最後は後続に1'50"のタイムギャップをつけて逃げ切り、見事な勝ちっぷりでした!