Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

#13 Torhout (rozeveld) U19

出走60名 88㎞ AVS41.3k/h


長方形に回るコースで約1㎞の横風区間がある。
1周目からペースが上がり、三木は4周目に遅れリタイヤとなった。
連戦による疲労もあったかもしれないが、集団内の位置取りで大きく遅れを取っている。

三木コメント
「風が強いのは分かっていたので集団内で位置取りに気を付けた。実際には横風の直線道に入るまでのコーナーの多い区間で激しい位置取りがあり、良いポジションにつける事が出来なかった」




 

 

#11 U17 #12 U19 Denderwindeke

同じレース会場でU17のレースとその数時間後にU19のレースが行われた。
会場到着時は路面もドライだったがU17のスタート前に雨が降り出し、
時折強い土砂降りの雨だったり、止んだり、ベルギーの雨の日のような天候だった。

U17  Denderwindeke
出走84名 68㎞ AVS41.9k/h

18位 新藤大翔
41位 田島綾人
55位 安川尚吾
 



スタートからアタックが起こるがコース的に4角形で集団が崩れにくいレイアウトということもあり、集団は崩れることなく大きいまま進む。
最後は集団のスプリントなりメキシコの選手が優勝した。

 

集団から抜け出しをはかる新藤

新藤コメント
「スタートして2~3周は気分が悪く、集団内で様子を見た。最終周回に入る前にアタックして独走できたが2分程度で吸収されてしまった。レースの回数をこなすたびにアタックのポイントが見えてきている気がするので、次戦でも野生の勘を働かせて逃げに加わりたいと思います!」

集団前方にあがりチャンスを伺う田島

「積極的に走ろうと考えていたが、疲労を感じ体が重たく感じた。次戦にむけて疲労を抜いて臨みたい」

初戦をフルラップ完走で終えた安川

「昨年、ベルギーで走りそれ以来日本のレースでも積極的に走る事を心掛けた。今回は初戦だったが、その答え合わせを行うべくとてもワクワクしてレースに臨めました。レースでも積極的に動いていましたが、エスケープする事は出来なかったので、次戦では頑張ります。」

 

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U19 Denderwindeke
出走51名 95㎞ AVS43.79k/h

29位 三木颯一郎
DNF 和泉颯真(落車)

U17が大きなエスケープを決める事が出来なかった一方で、U19は常に小人数が集団を抜け出す展開となった。その中心にいたのはCOPPENS BERT。2周目くらいには独走で2周程度先行し、その後2名が加わり3名に。レース中盤にはメイン集団に吸収されたが、その後 単独で再度抜け出し、小人数が複数回に渡り加わり7名のエスケープグループが完成し、最後まで逃げ切った。
COPPENS BERTがどれだけ強いのか調べたら、今期勝ちは無し。
一方、レース中目立った動きを見せなかったThomas Vuerinckxは今季6勝目。

三木と和泉は集団内の真ん中~前方で位置取りを行い、調子のよさを見せていたが、後半に入り集団後方で走る事が増えていた。
ラスト3周で和泉が落車 リタイヤ。医療スタッフにより頭部への損傷は「問題なし」と診断されたが、ヘルメットに打ち付けられた跡が残っていた為、念のため翌日のレースはキャンセルとした。
三木はメイン集団の最終走者としてフィニッシュした。


VUERINCKX THOMAS は今季6勝目

U17だった昨年に比べ大きく成長した和泉

和泉コメント
「位置取りを課題にレースに臨んだが、ベルギー選手のバイクコントロールのウマさを感じた。落車してしまったのは残念だが、気を取り直し次戦に備えます」

三木コメント
「登りでのアタックが想像以上にきつくレベルの高さを感じた。自分でレースを動かし展開できるように頑張ります!」

集団から抜け出しを狙う三木





Opwick-Mazenzele EZC

 

出走99人 8.46X13Laps =110㎞ avs42k/h

59位小村悠樹

周回数は13周。市街地を抜けるコーナーが多く立ち上がりのインターバルにより徐々に足を使わされる。
前半は逃げが決まらなかったが中盤に3名が逃げを決め、そこに12名が加わり15名が先行。レース終盤には3名が加わり18名が先行。ラスト2周に入り先頭集団でアタックが行われ、先頭集団は分断。10名が先行した。10名のスプリントでは欧州コンチネンタルチームで8シーズンを走った経験のあNiels De Roozeが制した。



小村は最終周回に抜け出しを狙い数名で先行したが僅かにタイミングがズレてしまい、メイン集団で完走した。結果だけを求めるなら動かないでスプリント(決して得意としているわけでも無い)まで待つという戦略もありだが、昨年からの課題である「レース勘」を養う事に課題にしている。「レース勘」と言っても、根拠のない判断で「勘」を働かせるのではなく、経験により得た知識の上に成り立った「最後の判断で働かせる勘」である。より多くの経験を積んで吸収する事で「レース勘」の精度は向上していきます。そういった意味でこの夏のベルギーのレースに於いて小村は「レース勘」が著しく向上し、今後のレースに期待しています。



♯10 Kooigem U19

出走110名 AVS41.2k/h

DNF 三木颯一郎
DNF 和泉颯真

昨日、ベルギーに到着した。
時差や飛行機移動での身体のむくみがあるので、ベストコンディションでは無い事は重々承知の上で、少しでも経験値を上げるためにもレースに参戦した。

初戦のお約束は「事故無く レースを終える事」
2名とも完走はならなかったが、しっかりとレース前の準備を行い、スタート地点に立ち、レースを走り、レースを終える事ができた。

初戦はこれでいい。

次戦は3日後になります。

三木コメント
「レース前から横風が強いレースの厳しさの話は聞いていたが、「自分はイケる」とどこかで考えていた。実際にレースを走るとそんな考えが0.1%も通用しなかった。次戦では風を読みながらビビらないで走りたい」

和泉コメント
「初戦なので落車する事無く、集団内でも隙間を作らないよう意識したが実際には割り込まれてしまった。予測を立てながら割り込まれないようにしたい」

欧州レース初参戦となった三木

昨年に引き続きアカデミーに参加した和泉

横風で一列棒状となる集団 これまでに経験したことのないレースとなった

 

#9 Kooigem U17

出走70名 AVS39.2k/h 

 

36位 新藤 -2Laps
44位 田島 -4Laps

新藤コメント
「レースの目標は逃げに乗る事。途中、集団内のポジションを上げたり、4人で抜け出すことができたが、レース中盤以降は集団の真ん中~後ろににいる事が多くなり、苦しくなり、千切れてしまった。次回のレースでは展開に絡んでいきたい。」

田島コメント
「スタート前の試走で風が強い事、農道区間で横風が吹くことが予想されたので注意して臨んだ。スタートしてから前に上がる事ができずに、集団後方へと下がってしまい、力なく登りで千切れてしまった。横風でのレース経験が無いので今度機会があれば走り方を考えて臨みたい」

 

 

Bambrugge Erpe-Mere Elite+U23

3周目にSTRAND PEDER DAHLがアタックを決め、残り約100㎞を独走で逃げ切った。
後続の集団もアタックが繰り返されペースが落ちる事は無かったが、それ以上に逃げる選手が強かった。

小村は後続のメイン集団で、追走の動きに何度も反応していた。ラスト2周で決まった6名の追走も加わったのだが、耐えきれずに千切れてしまった。

Flobecqでもそうだったが「逃げに加わる(←逃げるタイミングは見えている~反応する余裕もある)が付いていけない(←逃げ始めの5分程度の高強度に耐えられない)~千切れた後も大きく崩れる事は無い(←基礎体力の部分が向上し余裕がある)」のだと思う。レース勘も、基礎体力も向上しているので、今後は5分程度の強度を重点的に行いレース結果に繋げていきたい。

雨の中でもASPITE PRO 25C はしっかりとグリップし安定したコーナリングができる。

 

 

 

2位争いの6名がラスト2周で抜け出した。小村もここに加わったのだが千切れてしまった。

100㎞は独走で逃げ切った




 

#8 Geel U17

U17 Geel
出走62名 67.2㎞ AVS41.5k/h

 

16位 田島
56位 新藤

昨日に続き連戦となった。



既に100%のコンディションでは無いが故に、いつもでは思いつかないような戦略…例えば「前半の5周は動かないと決めて走る」とか、「集団内でいつもと違う位置取りの仕方を考える」など平常時では思いつかないような戦略を立てて実行する事を伝えた。

新藤は「昨日の疲れが残っていたので前半の4周は動かないと決めて、その後逃げに加われるように積極的に動く」戦略を立てた。

複数回のアタックの後にラスト2周、単独での逃げを決めたが集団に吸収された新藤

田島は「前日のレースで集団からマークされるポジションからのアタックは良くないという話があったので今日は死角からアタックし逃げに加わる戦略」を立てた。

位置取りがかなり上達した田島


2人とも疲労しているなりにアタック数を見極めながら慎重に…でも行くときはいく!と決めていて、レースでは公言通りの内容となり、後半の積極性が光ったレースだった。

いつもなら前半から動いていく二人だが今日のレースでは「集団内から様子を伺う」事で「集団が流れていく様子」を俯瞰できた。

新藤コメント
「前半はメチャクチャ重たかったのですが、後半は走れるようになった。逃げを決める事は出来なかったが積極的に動けて楽しかったです!」

田島コメント
「疲労があったのでアタックする回数を2~3回に絞って動こうと考えていた。レース中盤までは集団の真ん中~後ろにいる事が多かったが、流れているコースだったのでロスは感じなかった。レース後半、集団の死角となるポジションからアタックしたが決める事ができなかった。次回は違うポジション、タイミングでアタックを決めたい」

レースは最終周回に集団から抜け出したオランダの選手が優勝した。2位以降は集団スプリントなった。