Team Eurasia-iRC TIRE

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JPT 3Days 群馬ロードレース Day1

群馬サイクルスポーツセンターで行われる3連戦 初日。

 

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小村が15名のエスケープに加わった

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15名のエスケープはブリヂストン、愛三、マトリックス、等は複数送り込んでおり、小さな所で脚を使わざるを得ない事が多かった。


逆周回 30周

44位 小村悠樹
DNF 寺澤
DNF 鈴木

スタート後からアタックが繰り返されるが、中々逃げは決まらない。コースが逆周回と言うことも少なからず影響があったのかも知れない。
2時間を過ぎた頃に小村を含む15名が先行。主要チームが入っていたこと、タイミング的にも良いタイミングで、最高2分差のアドバンテージを作った。
決まったかと思えたが、BSアンカーが集団を牽引し、ラスト40kmで振り出しに戻す。
その後、今村が単独でアタックし、これにマンセボが反応。2人が最後まで逃げきり、今村が優勝した。
小村はメイン集団から遅れたものの、約6分遅れ 44位  で完走した。

結果的には勝ち逃げとならず、成績も残すことは出来なかったが、難しい(しかも決定的な)タイミングで動けたのはヨカッタです。逃げに乗った後も完璧な判断と動きは出来ませんでしたが、ここ最近の小村のエスケープのような動きを積み重ね、成長して行くことが大事なことです。

 

鈴木道也は怪我からのリハビリ中と言うこともあり、「今日は1時間だけ走る」と決めて走り、想定通り1時間で降りました。

 

 

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一時間で降りた鈴木  2日目以降に期待したい。

寺澤は1時間半でリタイアとなったが 、途中アタックに反応等出来、集団内でも前の方で位置取りする時間が増えたのは良かった。

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以下 小村によるレポートです

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JBCF南魚沼クリテリウム

Course:群馬CSC逆周回

距離:6km×30laps=180km

天候:dry

使用ホイール:Gokiso Asigaru 35mm 

使用タイヤ:Formula pro 25C

空気圧:F 7.2bar R 7.0bar

Result:44th +6’33

 

目標

勝ち逃げになりそうな逃げに乗ること。

 

プロセス目標

インカレや南魚沼で力の配分などについては大まかにつかめてきたため、次のステップとしてレースの流れに乗りながら動いて行く事。

 

レース内容

逆周回ということで半周のローリングからリアルスタートとなった。散発的にアタックがかかり、ペースの早い時間が長く続く。4周目あたりに前に上がってアタックについて行くも集団がすぐにつながるため、様子を見た。前半は危ない動きも多くあったが何人か話しかけてくれた選手のおかげでリラックスできた。7周目?の今村選手のアタックに反応するもこれも同じ展開。8周目もアタックしてみるも同様。頭を切り替えて周回賞が絡まなくなる12周までは様子見と考えた。10周目あたりから落ち着きそうな雰囲気があり、前の4人程の逃げが捕まってからが勝負と感じた。14周目に捕まえ、15周目のホームストレートで4人程先行。乗ってるチーム的にも容認しそうな雰囲気を感じ、追走。逃げに乗ることに成功した。それもつかの間集団が追いついてきて、緩む。自分としては再度アタック合戦になる場合、足の感じ的には乗るのが難しくなると判断したためアタックする。単独になったが数人の追走が来る事を予想してそのまま行った。その後は23周までは坦々と回る。ローテをスキップする選手が多く、うまく回らない時に自分もスキップする勇気がなく、埋める。逃げの中ではおそらく自分が一番弱かったが仕方ない。他チームは複数のせていることもあり動かざるを得なかった。23周目の登りからアタックがかかる。ちょっと早くないか?と思ったが、自分にはどうにもできないので直感的に動きに反応していく。人数が絞れて、再びローテが回ってくれればいいなと思った。しかし逃げに乗ってからのプランが無かったので、うまくさばけない。どの選手も足があるので結果的に後ろはつながって緩むという展開が繰り返される。無駄に動いているのできつい。26周目に入り、集団につかまる。ペースが速く集団についていくも登りで遅れた。他の選手も遅れていて、埋めるほど余裕もなかった。そのあとはグルペットで走り何とか完走できた。

 

感想

ひとまず大きい逃げに乗れたこと、そのうえで完走できたことは良かったと思う。半面一緒に逃げていたマトリックスの3選手や入部選手など集団につかまった後もしっかりと集団で走り、スプリントしている選手もいるので、まずは集団に残れるようにトレーニングや足の使い方を見直していきたい。今後は継続的に逃げに乗ること、乗った後の足の使い方が当面の課題となるので、そこを見据えてレースを組み立てる練習が必要だと思った。