Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

JPT 西日本ロードクラシック

2021/07/04 JBCF西日本クラシック
Cat: P1
Course:広島中央森林公園
距離12.3km*12laps=147.6km 獲得標高約2500m

小村悠樹DNF
寺澤アンドリュウDNF

 

今日もチームの目標は「逃げに乗る事」。
しばらくこの課題が延々と続くと思う。
「逃げに乗る」と一言で言っても、「不意を打って先行する」「単独で先行して後続を待つ」「他者のアタックにカウンターで反応する」「逃げが決まるのを待って追走する」などなど多くのパターンが存在する。
どれを選ぶか?は事前に大まかなレース展開を予測はするが、レース展開によって常に修正し、フレキシブルに対応していかなくてはならない…のは選手の判断となる。

今日は選手数が少ないが、有力チームの参加も少ない、暑い 等の理由から「前半に逃げが決まる」とチームとして戦略を立てた。

小村は序盤から積極的に動き「1周目から決まる」と言う予想の元、積極的に動く。

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数名のアタックを追走し、カウンターでそのままアタックするも、単独となり10数秒を先行。しかし、小村が吸収されたタイミングのカウンターで4名が抜け出し、2周目に入り5名が加わり、9名の逃げが決まった。
タイム差が大きく開いていく中で、今レースではチームユーラシアからは2名でエントリーしているので、集団を牽引するという選択は取ることは出来ないので、「追撃集団に乗る」判断を行い、再度小村が木村圭祐(シマノ)と集団から抜け出す。

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しかし、泳がされる形で終わってしまった。そしてこのカウンターで入部選手を含む4名の追走が決まった。


レース展開を予測する事は良い方向で判断が出来ているが、アタックして集団を抜け出すタイミングが今一つずれている。もう少し冷静に走るべきか?それとも積極的に走るべきか?答えは無いと思うが、いずれにせよしっかりと考えその瞬間を頭に刻み込んで欲しい。

寺澤は何もできずに終わってしまった。

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以下 小村悠樹によるレースレポートf:id:teameurasia:20210708165002j:plain
使用ホイール:Gokiso 24mm
使用タイヤ:Formula pro RBCC S-Light 23C
空気圧F:7.6bar R:7.4bar
Result:DNF
レースの目標
1. 勝ち逃げが1周目から2周目前半に決まると予想していたため、そこに乗ること。そのために1周目で力を使い切るくらいの気持ちで行く事。
2. 逃げに乗れた場合はそこからどのようにレースを運べばリザルトに結びつくかを考える

レース内容
アップ時の体の動きを鑑みて、チャレンジするレースにした。
1周目から掛け合いになりそうな雰囲気だったのですぐに前に上がった。2回目?のアタックに乗ったがこれは決まらず。そのカウンターアタックで自分が行ったが、一人になってしまった。そこからは追走orカウンターに乗れるようにほどほどのペースと思っていたが、なかなか後ろが来ない為、少し焦った。三段坂の頂上付近でキャッチされる予定だったが、それより少し手前で捕まりカウンターアタックに反応できなった。その追走の動きには乗れたが、分断された後ろにいたことに加えて消耗していたことから追いかけることができなかった。
2周目と3周目は回復に努めた。3周目後半にシマノの木村選手がアタックしたため、自分も追走に出る。これも2人だったためすぐに捕まった。再びアタックがかかっていたが反応する余裕はなく、その後の追走には乗れなかった。6周目のホームストレートで再びアタックがあり、これには乗ることが出来たが集団につかまり緩む。そこから踏むことで再び追走を作ることが出来たが、リーダージャージのホセ選手やマトリックスの小林選手がそこにいなかった。それに気が付いた時には手遅れで、2人が合流しペースアップしたところで千切れてしまった。

今後の課題
今の自分の状況やチームの状況では一人になってしまうのは分が悪いため、もう少し我慢していく必要があると思う。追走で前に乗れる射程距離をより伸ばすこと(自信をつける)でそこの判断を遅らせることが出来るようになるため、その強化に取り組みたい。