Team Eurasia-iRC TIRE

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AACA 第5戦 長良川SS特設コース

先の石川ロードレースを終えて、Jプロツアーは約2か月のブレークに入ります。
この間、コンディショニングの作り直し、苦手な課題への取り組み、JICF(学生自転車競技連盟)等のレースに参戦しています。


小村はレース実戦での経験を増やすべく、24日に行われたAACAのレースに参戦してきました。

広島で1周目から動き過ぎてしまった…我慢できない性格…をセーブする一つの手段として、「時間帯とアタックする回数を決める」事を提案しています。
「同じ失敗は繰り返さない!」とはよく言われる言葉ですが、ロードレースの戦略では「失敗を繰り返しながら成長していく」ものだと思います。今回も上手くいきませんでしたが、課題と向き合いながら今後も積極的に走り、成長して欲しいと思います。


以下は小村によるレースレポート
(写真は全てJプロツアー参戦時の写真であり、当レースで撮影されたものではありません。Photo by Kensaku Sakai)

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AACA #5

Course:長良川SS特設コース

距離:5.1km×20laps=102km

使用ホイール:Gokiso 38mm

使用タイヤ:Aspite pro 25C

空気圧:F 7.4bar R 7.2bar

Result:10~15th

目標

継続的な逃げに乗る

乗れた場合は勝ちを狙う

 

作戦

暑いため20km以内で逃げが決まると予想し、前半で3回程アタック、後半3回のトータル6回で考えて組み立てた。

 

内容

暑い中でのレースとなり1周目からアタックが無く、微妙なペースで集団が推移していたため、自分からアタックしていった。ファーストラップ狙いの選手たちが乗ってくることと、そこから上手く抜け出せるか?と思ったが上手くいかなかった。少々強引に行っても平坦基調で休めるため、3周目まではプランよりも多くアタックしていった。しかし行きたい選手が多いというのか、逃げグループに入りたいけど足を使いたくないような選手が多く、決まらず。

同様な展開が続きそうだったのでオーバーヒート気味になっていたのもあり、危険な動きだけは集団の様子を見ながらチェックに入り、休むことに頭を切り替えた。それにより、様子を見ながら足を使わずにボトルを取りに行ったりと冷静にレースを見れた。

後半に入り、全体的に集団の疲れが見えてきたため、アタックに対し、追走に入り、magellan system japan井上亮選手、kinan新城雄大選手、自分という形で逃げを作ったが、長い時間継続せずに捕まり、振出しに戻った。疲労していたのもあり、再び井上選手が行った際にまた捕まるだろと思っていたら再び新城選手がブリッジを仕掛け、さらにkinan山本大喜選手、velo club福田選手らが抜け出し追走を形成したため、自分もブリッジしに行きたかったが、自分がアタックしたタイミングの追走は上手く回らず、集団にキャッチされてしまった。最後は逃げグループに続いて小集団での上位ゴールを目指すべくアタックしたりと動いて行ったが暑さでうまく動かなかったか、脚が売り切れたかあまりいい動きは出来ずにゴールした。

 

感想

 事前に練習していったことで最後は4h程のロードレースのラストをイメージしたかったが、最後の30分でプッシュしきれなかった事がまず一つの課題である。

 加えて、もう一歩冷静な判断能力、自己抑制能力が必要であった。毎回言っているのでいい加減に学習したい。昨年度と比べ暑さに対して耐性が出来つつあること、うまくカバーする能力などは身についてきているのでそこは良かった。怪我明けでレース強度のトレーニングが積めていなかった中では上手くはこべたと思う。またレースはしっかり見えているので自信をもって今後もレースを走っていきたい。