Team Eurasia-iRC TIRE

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Flobecq U23+Elite

Flobecq 1周11.7㎞ X10Laps 117㎞ 獲得標高135m/周 出走63名 完走36名


1周目に3名が飛び出しその追撃で数名が追った。序盤はこのアタックを起点に集団を抜け出した4名が先行した。こむらもこの4名に続く追走で反応したが付ききれず中途半端なポジションで体力を消耗してし、やがて集団に吸収された。

レース中盤、1周目から逃げる選手たちに追走が加わり8名になるが、集団も直ぐに後続にせまり、やがて吸収され、レースは振出しに戻った。

レースも3分の2を過ぎた頃に小村を含む5名が先行。約半周先行したが集団に吸収。

次の登りで集団からも遅れラスト2周を残しリタイヤとなった。

前回のWestrozebekeもそうだったが、「アタックするタイミングがかなり良くなってきている。ただし、反応するのが少し遅れてしまい、追いつくことにかなり足を使ってしまう(もしくは追いつくことが出来ない)」事を指摘すると、本人も自覚があり「感覚的に追いつけるギャップ、距離で反応しているのですが、日本のレースで追いつくことができてもベルギーのレースでは全体的にペースが速く追いつく事が出来ないこともあるので、修正していかなくてはならない」とのこと。

残り2か月でどこまで向上するか期待を込めて楽しみです。

by 橋川
~~~~~~~~以下 小村悠樹によるレポート~~~~~~~~~~~




Date: 2022/7/26
Race: Flobeq
Weather: sunny
Dist:11.7km*10laps=117km
Wheel: Gokiso 35mm
Tire: Formula pro rbcc 25C
Air pressure: F6.8bar R6.8bar
Result: DNF(-2laps)
目標: 逃げに乗る/30位以内

作戦: 数名が抜け出したところに追走で入る

内容:  4分ほどの登り区間をクリアした後も向かい風の微登り~アップダウン。その後にスピードの伸びないDH、下り基調の平坦が続く周回コース。登りがあるため比較的勝負しやすいコースに思われた。
今回は勝負所が分かりやすいため逃げに乗れるように走る事を考えた。1周目の登りからアタックの応酬が続くが多くの選手が元気なため、乗りたい選手たちがどんどん反応していってつながる。これといって大きな動きが無かったが前をキープするために自分も踏む(もっと様子を見るべきだった)。1周目を終えた時点でペースは緩く感じた。2周目の登りも余裕をもってこなせていた。この登りで一人が抜け出す。集団は追走したい選手が打ち合いになる。この登りの後のアップダウン区間で8名程が抜け出していて、そこにブリッジ。集団が追いつきつつあり、前が止まったが下り手前で2名が抜け出す動きをしていてその追走に入る。結果追走が2→1→1名の最後の一人になる。前が2名で回っているときは追いつきそうだったが、合流して3人になったタイミングでペースがあがって追いつけなくなった。ここで大きく消耗し、集団に飲み込まれた。回復を試みて集団で待機しようとするが、逃げが決まったため集団がペースアップ。前に前に…という展開に変わってサバイバルな様相になっていた。後追いになり苦しい展開になってしまったが、後ろにいても消耗が激しいので7周目の登りで再び抜け出した。5人で抜け出すが平坦区間でキャッチされる。この後強い選手がキレのいいアタックをし、自分は追いつけずに集団の後方へ。この後の下りで中切れを埋めきれず千切れた。グルペットにも合流できず終了した。

感想: 前回、今回と前半戦と異なって色々な事を考えて動けていること、タイミング自体はいい事からレースを見る目が養われてきている事は成長を感じた。しかし日本では追いつく距離感で飛び出ても追いつけない…というレースを前回に引き続きやってしまった。自分の力で追いつける距離感をアップデートしていかなければならない。またそこでの消耗が激しくなってしまったことで、補給を取る余裕がなくなったりその後の展開の幅がかなり狭くなってしまった。今回はレースの読みも甘く、3周目以降の激しい展開を考えられていなかったことも完走が出来なかった要因だった。一旦序盤からの逃げではなく、中盤近くまで待ってから追走の動きに乗るほうが現状の力では対応しやすいように思う。また逃げに乗るために必要な事を考えて準備していきたい。