Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Wortegem Pittem

出走134名

63位 小村悠樹

DNF 梶塚力斗

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前回のレースをキャンセルしてトレーニングに打ち込んできた梶塚だったが、結果はリタイヤに終わった。レース後発熱してしまった事を思うと、この時すでに体調が悪かったのかもしれない。

 

 

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粘り強く走り続ける小村。フルラップ完走とはならなかったが、5~6名の小集団で走り続け、前から遅れてくる選手たちを吸収しながら、最終的には20名以上の大きなグループを形成し、ゴールスプリントまで経験した。



以下小村によるレポート

Date : 2022/4/2
Race:Wortegem

Wether : Sunny
Dist : 11km×11laps=121km

Wheel : Gokiso 35mm
Tire: F: Formula pro s-light 25C/R:Formula pro rbcc 25C
Air pressure : F7.4bar R7.2bar
Result : DNF(63位)
目標 : 完走

作戦 : うまい位置取りの仕方/横風での人の使い方の工夫

内容 : ホームストレートで2km弱登り,そこから下りコーナーを2つ抜けると1km程の横風区間がある.それを終えるとコーナーがあり,追い風基調の下りから500m弱の狭い登り区間があり,そこからコーナーを抜けると2km程の横風区間が始まる.その区間を抜けると再び下り基調の平坦が始まり,S/F地点の登りに戻ってくる.風速が27km/hという事があり,横風区間では後ろにいることが致命傷になることが考えられた. 
スタート後は下った後にすぐ中央分離帯がある事,横風区間が始まることからスタート直後から位置取り争いが激しかった.そこでは真ん中より前で入り,風下に隙間があったことから一気に前20人ほどの位置に上がることが出来たが2人程前の選手が転びかけたことで位置を下げてしまった.そこからは横風に耐えなんとか1周目を終えることが出来たが,後方に下がってしまい前にいく事が出来ず(1周目のように一気に上がれるポイントがあったりしたわけでは無いので,前の隙間を埋めて,少しずつ上がっていくしかない)2km程の横風区間でいくつかに分断され,一つ前に追いつこうと踏んだが,追いつけずに3つ目の集団に残ってしまった.そのグルペットで落ち着くかと思ったが,そこでも前に行こうとアタックする選手や上手く協調が取れない中,ゼッケン20の選手が統率を取ってくれたおかげでいったんまとまった(といってもローテが少し回るようになったぐらいだが…)が前に少し大きいグルペットが見えたことで再びアタックが散発する状況になった.なんとかそこで前に追いつけたが,そこも落ち着いていたわけでは無かったのできつい事は変わりがなかった.6周回終了時にラスト1周と足切りのアナウンスがあり再び前への動きが激しくなる.自分も前に行ってローテに入って…としていたが結局後ろに飲まれてしまった.最終的に集団スプリントをして終わったが,全然かからなかった.グルペットでの動きと考えると衝撃だった.

感想 : 一週間強の期間をおいてのレースということで前回までとは違いある程度準備できる時間があったが,結果は良いものではなかった.このペースでは時間が足りないのでなんとか知恵を振り絞って結果,フィジカル共にしっかり向上させていきたい.レース中の技術に関しては横風の立ち回りなどでは圧倒的にベルギー人やフランス人に敵わない状況にある.基礎的なフィジカル能力の改善で変わる部分も多くあると思うので頑張っていきたい.
またグルペットでも関係なくアタックしていくこちらのレースはびっくりしたが,同時に面白いと感じた.次回は自分もガンガン行きたい