Team Eurasia-iRC TIRE

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Grand Prix d'Hallencourt


Grand Prix d'Hallencourt
出走80名前後
7.5km×16laps=116km

DNF 小村 -1Lap
DNF 留目


フランス Somme地方の行われた1.2.3.Jrカテゴリーのレースに参戦した。
フランスの有力チームが2~3チームエントリーを行っており、フランスのチームを中心にレースが展開された。

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前半から攻撃的なレース展開が続いた

コース上には時速20k/hの風が吹いている。追い風区間の幹線道路1本道では時速60㎞以上で集団は流れた。横風区間もあったが、緩い登りであることと、向かい風基調であったことから、エシュロンが組まれ、選手たちを苦しめたが、距離が短かった事から思ったほどには集団は分断されなかった。

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エシュロンを組んで集団の分断をはかる先頭の選手たち。右からの風が吹いているので時計回りでローテしながら全開で踏む。この場合、風下に入ることが出来るのはローテしている6~7名程度のみで、残りの選手たちは風下に入ることが出来ずに、耐えられなくなった選手たちが千切れていく。



レース中盤に有力チームがペースを上げ、その後の道の狭い区間で有力チームが道を塞ぐ形でブロックしたことにより9名の選手が先行した。

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利害関係が一致している9名は皆で効率よく走る(休める)ように、先頭の選手は右側の路肩を走る事で、より多くの選手が風下に入り休む事ができる。



メイン集団からの追走も加わり15名程度の先頭集団が形成された。
ラスト2周で先頭集団が分断し3名が抜け出し、最後まで逃げ切った。


留目は1時間ほどでリム打ちによるパンクでリタイヤ。
25Cのタイヤで体重63㎏。5.5Barは欧州の荒れた路面では低過ぎたようだ。特にレースでは道を選ぶ余裕がない事も起こりえるで。次回のレースでは空気圧を再考したい。
また、エシュロンを体験できたことは大きな収穫だった。

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荒れた路面でも突っ込んで行くしかない!フォーミュラプロ TLはグリップ力が高く安心して攻める事ができる。

小村は集団から選手たちが遅れ、小さくなる中レース終盤まで粘っていたが遅れ、
ラスト1数を残しリタイヤとなった。

確実にコンディションは上げているので、
次回のレースではフルラップ完走を期待したい。

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数名で遅れながらも完走を目指す小村。レース毎にコンディションを上げている。