Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

moorslede (vier kaven)

129km=8.6kmX15laps  145riders@start

DNF 小村悠樹
DNF 神村泰輝


今回のレースはカテゴリーA。
時速25㎞前後の強い風が吹き、途中2か所が横風区間となり選手たちを苦しめ、また風が吹き路肩走行による落車が多発した。

小村は集団中ころで待機していたが、3周目に落車が発生。避けることは出来たが、大きく遅れリタイヤとなった。

神村は横風区間でもよく耐えていたが、約50名のメイン集団で走行中に単独で落車。
横風区間で路肩走行中に段差で落ちてハンドルを取られたことが主たる原因だったが、より深く原因の追求と落車を防止するための対策を検討する為に翌朝に冷静な状態でワークショップを行った。


レース直後は「疲労から集中力を欠いていた」と話していたが、よく話を聞くと「横風区間でより風下を走ろうと前の選手のほぼ真後ろを走り、前は見えていなかった」との事。前が見えない状態でドラフティングを行うことはレースではあり得ると思う(欧州プロ選手でも前が見えない状態でドラフティングを行うことを避ける選手もいます)。前が見えない状態でのドラフティングの可否の判断はここでは行わないが、試走もしくは周回コースを重ねて走る中で危険個所はだいたい分かってくるのだから、状況に応じて使い分ける必要はあったと思う。
集中力が欠けてしまったのは「足がいっぱい」になってしまえば起こり得るが、力を伴い余裕が生まれれば、違った判断、結果となっていると思う。
「絶対に落車はしない」といった心持でレースに臨んで欲しい。

写真から見て左方向から風が吹き、選手は風下(右側)の路肩ギリギリを走行している。小さな集団に見えるが約50名が高い密度、速い速度で走っている。