Arden Challenge Day4 ÉTALLE
📍Arden Challenge Day4 ÉTALLE
🏁 43.7kmX3Laps=131.1km
🚴♀️167 Riders
70位 長川達哉
125位 小村悠樹
132位 留目夕陽
DNF 西本健三郎
DNF 梶塚力斗
スタート後10㎞で留目が穴に落ちて前後輪がリム打ちによるパンク。ホイール交換に手間取り約2分停止したのち、審判に見守られながらペーサーで集団を追った。
UCI規則上ペーサーは禁止だが、アマチュアレースやカテゴリーの低いUCIレースではコミッセールの判断で黙認されるケースが多い。監督としてチームカーを運転していれば、選手にアクシデントが発生し遅れた場合「集団に復帰させたい」のは当然だが、「どこまでペーサーを使ってもペナルティを受けないのか?」のさじ加減(暗黙の了解的なもの)が、個々の審判の判断に委ねられる。常に他チームの動きを注視し、ラジオツールから流れる審判の警告を聞きながら判断する。
このレースはフランス語圏ワロン地方で行われている。他チームの動きを見ていると、アクシデントに限りチームカー隊列の先頭付近まで行っても大丈夫だと判断していたので、留目のアクシデントも警告を受けることなくチームカー隊列の先頭付近まで引っ張り上げることができた。
日本人選手の場合、パンク等アクシデントが発生した際、チームカーの隊列を使った集団への復帰がかなり経験不足であると感じる。留目の今回のアクシデントも将来的に良い経験となったと思う。
1周目の登り区間で梶塚と西本が遅れリタイヤとなった。小村、留目、長川は大きなメイン集団のまま最終周回へ。
ラスト2km、集団前方で落車が発生し留目が避けられず落車してしまう。長川がメイン集団でフィニッシュ。小村はラスト5kmで遅れたが完走。
レース4日目終了の時点で落車が3回。初日6名、2日目3名、3日目5名、4日目5名、合計19ユニットの参戦数となり、落車率は15.7%。これまでの経験上、落車する確率は1%以下とするべきであり、今回のアルデンチャレンジは圧倒的に多い。まだ若いが故に「落車は仕方がない」のではなく「落車はしてはいけない」と心がけて欲しい。