Team Eurasia-iRC TIRE

🚴‍♀️ロードレースチーム Team Eurasia-IRC tire 日本と欧州で活動中!

Wingene Koers Elite+U23 IC1

📍Wingene Koers  Elite+U23  I.C.1

🏁13.6km X12Laps = 163.2km
🚴‍♀️出走133名 AVS 46.15km/h

29位 橋川丈(EFC-L&R-AGS、ユーラシアサポートライダー)

ウィンゲネクルスは90年続いているクラシックレースで、元々はプロのレースで盛大に行われていたが、10年位前からはベルギーのトップアマチュアカテゴリーとなるインタークラブ(I.C.)カテゴリー1での開催になり、ユーラシアでも過去3回エントリーしている。このレースにユーラシアサポートライダーの橋川丈がEFCのメンバーとして参加した。

参加チームは、コンチネンタルチームからタルテレットーイソレックス、アマチュアクラブからはロットU23、EFC、などベルギーアマチュアのトップ10の半数が集まった。

コースは広い道幅を採用しているが長い直線区間が2か所あり、ここでの横風が選手たちを苦しめた。

序盤からアタックの応酬があるがどれも決まらないまま約90分が過ぎた頃2名がアタック。



約1周半逃げ、ここにEFCの3名を含む約15名が合流。

EFC4名を含む約20名が先行した



スプリント勝負に持っていきたいロットはこの17名の逃げには乗せずに、集団を牽引し振り出しに戻す。




集団のペースを上げるロットと抑えに入る橋川



このペースアップで多くの選手が遅れ集団が分断されたが、逃げる17名を吸収したところで集団のペースが落ち、また集団は一つになる。

この後15名の逃げが決まったが、ここでもロットが集団を振り出しに戻した。

橋川は課題であった「レース展開を把握し、タイミングを見てアタックに反応する」事を目標にし複数回動いた。しかし、3名でアタックした時は対等にローテーションを回せない、圧倒的なパワーの差を感じたようだが、後に3名が追い付き6名になってからはローテに加わっていた。苦手とする平坦のレースではあるが、位置取りやレース展開の予想など多くの事を吸収している。

ラスト2周でタルタレットの2名がアタック。追走にタルタレット+EFC1名という展開。

ラスト2周で逃げ切りを図るタルテレットの2名


最後はロットU23まとめられ、U23ベルギーチャンピオンのJarne Van De Paarが優勝した。2位には先日のErpeで優勝したタルタレットのThibau Verhofstadtが入った。



EFCは強力なプリンターが不在で逃げに専念していたこともあり13位が最高位。橋川は先頭と同グループ29位でフィニッシュした。


逃げたいタルテレットとEFCに対し、スプリントに持ち込みたいロットがとても分かりやすいレース展開を実行し、見ていても面白いレース展開だった。